「全ての人に、this is me!」グレイテスト・ショーマン 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
全ての人に、this is me!
そもそも「レ・ミゼラブル」でアレルギーが掻き消えて、恐る恐る観た「ラ・ラ・ランド」で魅力を確信できたミュージカル映画。
なにを語る、という前に、ただただ安心して身を任せ、その世界を味わうが良し。
出演者、台詞、曲、ダンス、すべて心地よし。
ストーリーがやや走りすぎの嫌いはあるが、辣腕興行主の成功物語を追うには、むしろそのスピード感はいいのかもしれない。
ヒュー・ジャックマンの存在感は抜群。それにも増して、カーライルの心理描写のすばらしさ!アンとの恋の行方に苦しくなった。
「this is me」のドラムの響きは、なにか勇気を与えてくれそうな気分だ。
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