ある決闘 セントヘレナの掟のレビュー・感想・評価
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信仰の脅威と恐怖。人間のあさましさを描き出す西部劇。
【賛否両論チェック】
賛:信仰をかさに町を牛耳る悪党と、不正を暴こうとするテキサス・レンジャーの、緊迫感溢れる探り合いや、その後訪れる壮絶な闘いの様子に、観ていてハラハラさせられる。“信仰”というものの大きさも、改めて痛感させられる。
否:かなりグロいシーンが多めなので、苦手な人には向かない。
“説教師”と呼ばれ、宗教と権力で町を牛耳る男・エイブラハムと、そんな彼と浅からぬ縁を持ち、残虐な事件の真実を暴こうとするテキサス・レンジャーのデヴィッド。2つの孤高な魂が交錯する時、不気味な緊張感が漂います。
そして全てが白日の下に晒された後は、まさに“果たし合い”と呼ぶにふさわしい、壮絶な闘いの火蓋が切って落とされます。描写はかなりグロめなので、注意が必要です。
全体的な展開はかなり静かなので、気をつけないと眠くなってしまうかも知れませんが、男達の命を懸けた戦いの行方を、是非ご注目下さい。
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作品に入り込み難い
普通に西部劇だと思っていたら、えっスピリチュアル系だったの?って展開に。かと思ったら西部劇に戻ったり。ストーリー展開が唐突と言うか、とっ散らかってる印象。本筋のストーリーがあってこその枝葉のストーリーなのに枝葉のストーリーのが前に出てきすぎて本筋に入り込めなまま終わった感が強い。
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