劇場公開日 2017年8月19日

「子供のためにALS宣告された元NFLスター選手のエモーショナルなドキュメンタリー映画」ギフト 僕がきみに残せるもの NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5子供のためにALS宣告された元NFLスター選手のエモーショナルなドキュメンタリー映画

2019年8月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)を宣告された元アメリカン・フットボール選手の実話。

生まれてくる息子を想い、自らの姿をビデオダイアリーとして残そうとありのままを撮影するポジティブな姿勢に敬服する。

彼の行いは世論を動かし、「スティーブ・グリーソン法」(コミュニケーションに障害を持つ人に必要な音声合成機器の保険適用を保護する)を成立させた。この事実だけでも、彼の偉業はNFL時代の歴史に残るバントブロックを超えると思う。

このドキュメンタリー映画は決してお涙頂戴の難病映画ではない。

多くの人に”どんな困難な状況に陥っても、前を向いて生きていこう”という強いメッセージを伝える映画である。

<2018年1月5日 旅先のミニシアターで鑑賞>

NOBU