「夫婦愛、親子愛、友情、、慈善、偽善、攻撃的、我儘、政治、行政、 見たくないもの、汚いもの、あきれること、感心してしまうこと、 人間のあらゆる長所短所を垣間見ることになる。」ギフト 僕がきみに残せるもの ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
夫婦愛、親子愛、友情、、慈善、偽善、攻撃的、我儘、政治、行政、 見たくないもの、汚いもの、あきれること、感心してしまうこと、 人間のあらゆる長所短所を垣間見ることになる。
Movix堺で映画「ギフト僕がきみに残せるもの」
(Gleason)を見た。
難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)を宣告された元アメリカン・フットボール選手・グリーソンが、生まれる息子のために撮影したビデオをもとに作られたドキュメンタリー。
グリーソン自身や家族や友人が撮影した4年間の記録である。
ALSは著名人ではホーキング博士、メジャーリーガーのルー・ゲーリッグ、日本ではプロ野球の土橋正幸さんが挙げられる。
日本では三重県・和歌山県の南部(紀南地方)に多く発症する事が報告されている。1997年の調査では依然として多発地域とされている。
海外ではグアム(チャモロ人)が多発地域である。
三重県や和歌山県の場合と異なり徐々に減少傾向にあるらしい。
米国では評判のいい映画なので見てみようと思った。
実際に見てみると、これはたいへんな病気である。
夫婦愛、親子愛、友情、、慈善、偽善、攻撃的、我儘、政治、行政、
見たくないもの、汚いもの、あきれること、感心してしまうこと、
人間のあらゆる長所短所を垣間見ることになる。
自分で呼吸も出来ない、排泄も出来ない、24時間完全介護が必要など、ただ生きていることさえイヤになってしまう、死ぬよりも辛いことがあるなど、
気軽に見るにはオススメできない内容が111分間続くこととなる。
映画レビューを見ると、感動した、素晴らしいなどのことばも並んでいるのだが、自分はとても素晴らしい、感動したなどとは言えないし、思えなかった。
自分がこの病気を患ってしまったらどうなのか想像してみるとただただ恐怖で、それ以上のことは何も考えられなかった。
気軽に見る映画ではない。
上映時間は111分。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。