劇場公開日 2017年6月3日

「【小林政広監督が現況下の世に問いた作品。仲代達矢の、老人性アルツハイマーに罹患しつつも、過去の演者としての栄光に縋る男の姿が印象的な作品である。】」海辺のリア NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5【小林政広監督が現況下の世に問いた作品。仲代達矢の、老人性アルツハイマーに罹患しつつも、過去の演者としての栄光に縋る男の姿が印象的な作品である。】

2019年5月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

ー 小林政広監督が、「春との旅」「日本の悲劇」に続いて仲代達矢を三度、主演に迎えて描いた作品。
  老人性アルツハイマーに罹患した男を仲代達也が怪演している、思わず、魅入られる作品である。
  海岸で、踊る様に振舞う男の姿は舞台劇のようでもあり、忘れ難き作品である。-

<2017年6月5日 今は無き、TOHOシネマズ名古屋ベイシティにて鑑賞>

NOBU