「【”こんな制御システム不能の新車で高速を走るのは、嫌だ!”おフランス、高速オバカコメディ。本当に160キロメーター/hで、撮影したんですか??。ビックリ!】」ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”こんな制御システム不能の新車で高速を走るのは、嫌だ!”おフランス、高速オバカコメディ。本当に160キロメーター/hで、撮影したんですか??。ビックリ!】
ー 先日、夕刊のコラムを読んでいたら、”オモシロイ映画は一言で表せる”と言う記事を読んだ。
曰く、ヒチコックの「鳥」は、鳥が人間を襲う。
「パラサイト 半地下の家族」は貧しき一家、高台の豪邸に侵入。
では、今作はと言えば
”イロイロな事情を抱えた家族が夏休みのバカンスに行くために、新車で出かけたが、制御システムが壊れて、時速160キロメーターで、高速爆走・・。”
長いな・・。-
◆感想
・おフランス映画は、どことなく気取った風があり(個人的意見です。)、”アムール・・”などと言いながら、イチャイチャする映像をさも芸術作品風に描く傾向があるが(重ねて、個人的な意見です。)たまーに、今作や「世界の果てまでヒャッハー!」シリーズのような、おバカコメディが上映される。
・今作は、おバカ一直線映画である。
最新システムを搭載した新車で夏のヴァカンスに出掛けようとした家族が見舞われる制御不能になった車で時速160キロでの高速運転をしながら、隠していた様々な秘密が、露わになって行く・・、と言っても大した秘密ではない。
・但し、映像としてはハラハラドキドキで、「スピード」程ではないが、緊張感は醸し出される。
・彼らを取り締まる高速警備隊隊員たちも相当におバカで、警備中に青姦をしていたり、制御室の連中も仕事そっちのけで、卓球に興じていたり・・。
・BMWをおバカ家族に壊された男の追跡も相当執念深い。
<たまーに、何にも考えずに、おバカだなあと思いながら観る映画も、宜しい。
但し、見た後の余韻は、微塵もない映画である。
”お暇な人は、どうぞ・・、”としか言えない作品。
観終わった自分自身が何故、この映画を観たのかも謎である・・。>