劇場公開日 2017年7月22日

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「『スピード』のフレンチコメディ版といった感じ」ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0『スピード』のフレンチコメディ版といった感じ

2019年2月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

怖い

興奮

 トムは整形外科医、妻ジュリアは精神科医。そんなエリート家族に思えたが、トムの父親ベンが旅行に便乗したもんだから、細かな問題がいっぱい発生。「みんなに悪いから、わしゃ降りる。」とは言ってみるものの、クルーズ・コントロールは160キロになったまま、ブレーキも効かない状況に陥る。

 むちゃくちゃ笑える内容ではあるが、サービスエリアで父親が拾った女の子の存在があまり生かされてなかった気がする。水中銃、ドアを壊され追いかけるBMWのおっさん、副作用で困ってる患者、車を売った営業マンなど、困った人ばかりだ。一番困るのは欠陥だらけの車を売ったディーラーなんだろうけど、ハイテクばかりに頼っているとロクなことが起こらない。自動運転など夢の世界なのかもしれないと警鐘を鳴らしてるようにもとれる。

 撮影もCGは使ってなさそうだし、ハイウェイを閉鎖して撮ったんだろうな~と苦労のあとも見えて、力の入れ方が違うんですね。子供たちがあまり怖がってなかったのも印象的(なぜ?)

kossy