劇場公開日 2017年7月22日

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「いまの車はパソコンだからねぇ。強ちシャレにならない。」ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5いまの車はパソコンだからねぇ。強ちシャレにならない。

2017年7月23日
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鑑賞方法:映画館

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最新システムを搭載した新車でバカンスに出かけた家族。しかし、その新車が故障して暴走し始める。行く先には渋滞。止まる事の出来ない車の中の家族の模様を描くコメディ映画。

止まる事が出来ない車の映画と言えば、キアヌ・リーヴスの『スピード』がありましたね。『スピード』は(止まることが出来ない理由は違っている上に)アクション映画なのに対し、こちらはコメディ。“止まれない車”と言う似たようなシチュエーションですが、全く異なる舞台設定になっています。

最近の車は、コンピューターが走っていると言っても過言ではないので、システムが故障してしまって暴走するという設定は、強ち荒唐無稽とも言い切れないよなぁと思いながら見ていました。でもこれは、まだ自動操縦車ではなく、普通に人が運転する車の話ですが、自動運転車になってしまったら、一体どうなるんでしょうね?もっとも、人が運転する車だとは言っても、この作品の様に、完全にアンコントローラブルになってしまえば、人が運転するのかとか、自動運転だとかは、関係なくなってしまいますけどね。

撮影は、グリーンバックではなく、実際に160km/hで走行して行ったそう。160km/hって、走ってみると意外に速い速度です。危ないシーンは、スタントマンでしょうけど、それでも、160km/hで運転するのは意外に疲れますから、そこで演技するとは俳優さん達、凄いですね。

高速道路管理隊の隊長が、卓球をしてサボっている設定ですが、フランスでも、そう言う所の官僚(?)は、仕事をしていないという一般国民の認識なんですかね?でも、なぜに卓球?

ラストの解決方法が、ハリウッド映画かの様な解決方法っぽいですが、中々面白いと思いました。確かにねぇ、あそこまで行ってしまったら、ああいう解決方法しか無いですよねぇ。あれは、GIGNでしたか?

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勝手な評論家