「就活中のスタンリーは空港の駐車場で強盗に襲われ、迎えに来た妻ビビア...」リベンジ・リスト よねさんの映画レビュー(感想・評価)
就活中のスタンリーは空港の駐車場で強盗に襲われ、迎えに来た妻ビビア...
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就活中のスタンリーは空港の駐車場で強盗に襲われ、迎えに来た妻ビビアンを目の前で刺殺されてしまう。容疑者はすぐに捕まりスタンリーは犯人を特定するが、証拠不十分で釈放されてしまう。スタンリーは実は政府の下請で非合法の仕事を請け負っていた元特殊工作員で、かつての仲間デニスの協力のもと犯人を探し始めるが、彼らの背後には大きな陰謀が隠されていた、という『96時間』と『ジョン・ウィック』を足して炭酸水で割ったような安いC級アクション。
夜中に車でウロウロするだけで犯人もあっさり見つかるし、裏原宿で人気のソフトクリーム並みに脇が甘いので娘家族があっさり危険にさらされるし、クラブに乗り込んでいきなりドンパチ始めるなど元特殊工作員の割には行動が余りにも無計画と開いた口が塞がらないダメっぷりですが、映画に登場する床屋等は実在の店舗をそのまま拝借しているので撮影協力のクレジットに店名を記載、気になって仕方がないトラボルタの頭髪の生え際の不自然さにもかつらデザイナーのクレジットを記載とえらく律儀。うっかりホッコリしてしまうオハイオ州産町興し映画でした。
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