「矛盾と共に生きるということ」怪物はささやく J.maxさんの映画レビュー(感想・評価)
矛盾と共に生きるということ
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怪物は孤独な少年の妄想の産物かと誰もが思っていたところで、あのエンディング。
母も昔は同じように孤独な少女で、彼女が広げた空想の翼が愛する息子に人生の矛盾と生き抜く強さを教えていたのだと。
祖母と母、母と父、母と少年。決して美しくはないけど根強い絆がそこにあって、怪物はその化身だったのだと。最後の最後で涙が溢れた。
芸術的でもあり、すばらしい映画でした。
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