「難解」怪物はささやく U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
難解
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この話しのどこにファンタジーを感じろというのか…?
そんなお気楽な感じで観てられる内容じゃなかった。人じゃないモノが出てきたら全てファンタジーなのか?
夢や希望的な話しは一切出てこない。
「死」という逃れられない運命を乗り越えるとかじゃなく、どおやって受け止めるかっていう滅茶苦茶現実的な話しだったし、またその「死」と向き合うがため、母親が死んでくれたら楽になると思っている自らを認めてあげるとか、なんとかかんとか。
その他、内包してる話も非常にシビアで…イジメやら離婚やら、大人への不信感やら妄想癖やら、とんだ社会派な作品だたよ。
また、映画の宣伝部にいっぱい食わされたような感じだ!
なもので…俺のアンテナはそんなトコには向いてはおらず、故に非常に退屈だった。
12:07の種明かしは、なんだかとても微妙な感じで…あちらさん的には神という存在が確固としてあるから、その采配的なような事なんだろうけど。
母の死と入れ替わりに現れる祖父の化身とかって、彼単体とは全くリンクしないような気がして…。
彼はそんなものを自ら産み出さないように思えてしまう。
まあ、面倒な話しだった。
子供に読んでほしいなとか全く思わなかったな…。
あれだな。
物語が揶揄するものが純粋で崇高過ぎて、捻くれたオッさんには理解しきれないって事だな、たぶん。
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