「美しい女性の解剖に品すらも感じる」ジェーン・ドウの解剖 カメさんの映画レビュー(感想・評価)
美しい女性の解剖に品すらも感じる
個人評価:3.7
解剖医の親子が主役のストーリー。
解剖医なだけあって肝がすわっているだけに、無駄に驚かず、うるさい驚きの描写がないのが大人なホラーと感じる。
「イントゥー・ザ・ワイルド」で名演を演じたエミール・ハーシュが息子役でいい味を出している。
解剖される女性がとても美人で透明感があり、グロテスクな表現に品を帯びているのが不思議な感覚になる。
ストーリーとしては奥行きがなく、言葉足らずだが、遺体がキリストなどの類の聖人としての含みもあるのなら、深くなる要素もあると感じる。
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