「結構きびしい〜」おとなの恋の測り方 星のナターシャさんの映画レビュー(感想・評価)
結構きびしい〜
予告編で流れる初めての出会いの後、
結構強引にとんでもない場所に連れていかれてしまう。
まあそれがもうありえない〜。
でも、そこはコメディーとしてなんとか無理に飲み込んで
頭を切り替えたのに、
最終的には厳しい話なので笑っていいんだかどうなんだか〜
見た目で人を判断してはいけないけど
人柄云々の前に、ここまで見た目に差があると
付き合うには流石にかなりの勇気が必要な話ですわ。
単に身長が低いと言うのでは無く、
脳の障害で小さいとはっきり言ってる。
心の小さい私としては、気にする自分が更に相手を傷付けるかも?
と言うヒロインの気持ちがよく解って結構厳しいなあ〜。
そんな作品を重くしていないのは
さすがに主演のジャン・デュジャルダン!!
実際は182センチもある俳優さんなのに
高い椅子にぴょこんと飛び乗って見せる。
「長年この身長で生きてきた人」感がちゃんと演じられていたし
人柄的にもとてもチャーミング。
相手がこの人だから、
付き合うかどうかを迷う気持ちが生まれるってもんです。
に、してもいろいろ強引なこの映画。
CGもちょっと強引で、
たまに縮尺がちょっと変わってね?
そこまで小さくなかったよ!!
みたいなシーンも多いです(笑)
ストーリー的に気になったのは
アレキサンドルの家政婦さんへの態度。
優しいのか?投げやりなのか?
私ならもうちょっと毅然と言うべきこと言うけどな〜〜
ディアーヌの気持ちをなんどもなんども確かめるシーンも
そこは彼の弱気の表れなのかもしれないけど
障害のある方だけがそんなに気を使うのは
なんだかちょっと申し訳ないと感じてしまった。
コメントする