劇場公開日 2017年6月17日

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「「障がいは、あなたの心にある」」おとなの恋の測り方 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0「障がいは、あなたの心にある」

2017年6月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

離婚して、すっかり恋から離れていた敏腕女性弁護士が、携帯電話を落としてしまった事を切っ掛けに、知的でユーモラスであるが、身長がディアーヌよりもだいぶ低い男性と出会う、ラブコメディ作品。

ジャン・デュジャルダンが、身長132cmしかない男性を演じていますが、これは、もちろん特殊効果。だって、実際のジャン・デュジャルダンは182cmと、むしろ高身長。でも、どうやって撮ったんですかね。アレクサンドルとディアーヌが並んでいるところは自然でしたし、アレクサンドルとブルーノが争うシーンも自然でした。

これは、ラブコメではありますが、その他にも、障がい者の日常の困難とか、障がい者に対する偏見とかも描いています。アレクサンドルは低身長と言う障がいがありますが、実は、ディアーヌの継父も耳に障がいがあります。ディアーヌの母が、娘と付き合う低身長の男に敬遠の態度を示したとき、ディアーヌの継父が「あなたの心に障がいがある」と言ったのは、中々深いと思いました。

ストーリー的には、中々面白いラブコメ。舞台はフランスですが、別にフランスでなくても、アメリカとかでも成立しそうな気がします。良い作品だと思います。

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勝手な評論家