「アンディ・サーキスによるシーザーの体現には拍手」猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー) Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
アンディ・サーキスによるシーザーの体現には拍手
2017年製作/140分/G/アメリカ、原題または英題:War for the Planet of the Apes
配給:20世紀フォックス映画、劇場公開日:2017年10月13日。
パフォーマンスキャプチャーを介してだが、シーザーを体現したアンディ・サーキスの演技には敬意を覚えた。多くの仲間たちのリーダーとしての苦悩が見事に表現されていた。
前半めちゃ強そうに見えた敵役の大佐が後半に呆気なくやられてしまったことには、興醒めであった。脚本の完成度が少し低い様にも思えた。ただ、シーザーの仲間に美少女アマイア・ミラーを設定したのは成功と感じられた。
人間同士が戦って共倒れとなって、猿の惑星となっていくという構成は悪く無いと思ったのだが、細部のつめが今ひとつで、メッセージ性はあまりこちらには伝わってこなかった。
監督マット・リーブス、製作ピーター・チャーニン ディラン・クラーク リック・ジャッファ アマンダ・シルバー、製作総指揮メアリー・マクラグレン、 ジェンノ・トッピング 、マーク・ボンバック、キャラクター創造リック・ジャッファ 、アマンダ・シルバー、脚本マーク・ボンバック、 マット・リーブス、撮影マイケル・セレシン、美術ジェームズ・チンランド、衣装メリッサ・ブルーニング、編集ウィリアム・ホイ 、スタン・サルファス、音楽
マイケル・ジアッキノ、視覚効果監修ダン・レモン、シニア視覚効果監修ジョー・レッテリ。
シーザーアンディ・サーキス、大佐ウッディ・ハレルソン、バッド・エイプスティーブ・ザーン、モーリスカリン・コノバル、ノバアマイア・ミラー、ロケットテリー・ノタリー、レッド・ドンキータイ・オルソン、ルカマイケル・アダムスウェイト、コバトビー・ケベル、
プリーチャーガブリエル・チャバリア、コーネリアジュディ・グリア。