「オマージュの数々に感動。」猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー) 幸ぴこさんの映画レビュー(感想・評価)
オマージュの数々に感動。
『猿の惑星』リブートシリーズの最新作。これが最後…で、いいんだよね!?
一度本編を観てからすぐに特別映像を見てからもう一度本編に戻ってみると、なるほど歴代作品に捧げられたオマージュの数々が面白い。
キャラクターの名前や台詞に、製作陣の歴代作品への愛が滲み出ているのがひしひし伝わってきて感動してしまった。
本編の感想は、かなり戦争にスポットライトが当たっていて、緊張感のない和みのシーンがかけらもない という感じ。見ていて辛くなるような痛ましいシーンもあったけど、シーザーが大佐に憎しみを抱いて執着するきっかけになるシーン(妻と子の死)はややパンチが弱い。冷静で和平派なシーザーがそうではなくなるというのがこの映画の醍醐味である筈なので、もうちょい衝撃的な演出があっても良かったと思う。
ノバ役のアミア・ミラーが可愛くて可愛くて!喋らないから、あどけないまなざしで演技をするっていうのかな。ずっと見つめていたくなるキャラクターでした。
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