「ケイシーが良かった。」マンチェスター・バイ・ザ・シー m@yu-chan-nelさんの映画レビュー(感想・評価)
ケイシーが良かった。
劇場で観そびれて、今更ながら鑑賞して…後半は涙が止まらなかった。
アメリカの、マンチェスター・バイ・ザ・シーと云う小さな町で起きた出来事を通して、主人公の心の葛藤を描いた作品。
ボストンに住んでいた リー(ケイシー・アフレック)は、兄ジョー(カイル・チャンドラー)の訃報を知り 生まれ育った町 マンチェスター・バイ・ザ・シーに戻る。
しかし、町に戻るということは 自分の過去と向き合うことでもあり、リーは常に苦しむこととなる。
甥である、パトリックの後見人として遺言を預かったリーだが、自身の苦しい過去から逃れられず、もがきながらも パトリックにとって正しいと思う道を模索する…。
とにかく、ケイシーが良かった!
今にも壊れそうで、観ているこちらが何とかして上げたいと思う程、胸が締め付けられ苦しくなりました。
後半も、過去に縛られ動けない姿に涙が止まりませんでした。
でも、パトリックが父の船を守ったことで いつかまた リーが このマンチェスター・バイ・ザ・シーに戻る日が来るかも知れないと思わせるエンドが また良かった。
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