「孤独な男の悲しき人生。」マンチェスター・バイ・ザ・シー ガーコさんの映画レビュー(感想・評価)
孤独な男の悲しき人生。
寡黙な主人公…。
ただの孤独な男にしか見えませんでしたが、辛く苦しい過去を引きずって生きていたようです。
自分が犯したちょっとした不注意で、愛する家族を失ってし待ったことを悔やみながら生きる人生だなんて悲しすぎます。
そんな中、悲しみに追い打ちをかけるように、兄の訃報の知らせを受けてしまった彼。
不幸のどん底にいるのに、更に不幸になる人生…。
兄の残した一人息子の後見人となった彼ですが、自分のことで手一杯の彼にとってこれ以上の負担は無理なのです。
苦しいときほど人は苦しみに溺れてしまう生き物なのでしょうか。
だとしても、どうにか悲しみから脱却して、一歩でも先に踏み出して欲しいものです。
そうすれば少しずつ、環境も人も変わってくると思うのです…。
これから先、彼が少しでも幸せになってくれるといいですね。
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