「乗り越えれなくても生きなければ」マンチェスター・バイ・ザ・シー 花子さんの映画レビュー(感想・評価)
乗り越えれなくても生きなければ
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主人公のリーの悲しみがはかりしれません。
奥さんも子供の事、主人公を責めた罪悪感を一生抱えて生きていくのでしょうがそれでも前を向いています。
甥っ子も父を亡くし母や(主に婚約者)にも拒絶されて傷ついていますが、友達や彼女、アイスホッケーやバンドをする事で悲しみを乗り越えようとしてました
でもリーは?
人を拒絶し、小さい窓しか無い暗いワンルームに暮らし趣味も持たず1日を淡々と生きていました
リーは 許されたいわけでも励まされたい訳でもなくただ過去の傷を抱えてそのまま生きていくのでしょうか
余りに主人公だけ救われず重い話だと見るのが辛かったですが、最後に甥っ子と無言で釣りをするシーンで見てるこっちは少し救われた気がしました。
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