「押しつけがましくない距離」マンチェスター・バイ・ザ・シー たまごっさんの映画レビュー(感想・評価)
押しつけがましくない距離
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最初から、主人公の瞳に惹き付けられました。
整った、綺麗な顔つきなのに、諦念の滲んだ力のない瞳。どことなく哀しそうで、目が離せない。
扉を蹴破るシーンや、甥っ子が写真を見つめるシーン(写真が映らないのがニクい)、最後にちょっと映った小さな笑顔等が印象的でした。
乗り越えられない、という答えもすんなり受け入れられました。
哀しみを、哀しみのまま持ち続けることが許される優しさを感じました。
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