「起伏だけが表現ではない」マンチェスター・バイ・ザ・シー BARCA!さんの映画レビュー(感想・評価)
起伏だけが表現ではない
クリックして本文を読む
時間としては長い映画でありながら、セリフの量はそう多くはない。そんな作品でのケイシー・アフレックの演技は素晴らしいとしか…ただの演技なのではなく、間の取り方、表情などが圧巻。
悲劇的な過去と向き合うリー。2つの時間軸が交差的に絡むことでケイシーの演技のコントラストがはっきりとしていて面白かった。
彼に残る罪意識が残された人生に大きく影響しているわけで、それは普遍的であることを静かなテンポで描いたのは見事と言うほかない。
コメントする