「【”最凶の女サイバーテロリスト降誕。”カーアクションから、カーディストラクションムービーに変容して行った作品。スコット・イーストウッドもソコソコ頑張ってます・・・。】」ワイルド・スピード ICE BREAK NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”最凶の女サイバーテロリスト降誕。”カーアクションから、カーディストラクションムービーに変容して行った作品。スコット・イーストウッドもソコソコ頑張ってます・・・。】
ー ワイルドスピードシリーズは、無名に近い俳優さん達が、頑張って、世界的に莫大な興行収入を収めるシリーズ作品にしていった作品である。ヴィン・ディーゼルも含めて・・。ー
◆感想<Caution! 内容に少し触れています。>
・今作では、ハリウッド俳優の大御所である、シャーリーズ・セロン姉さんを始め、出番は少ないがヘレン・ミレンが参加している。
シャーリーズ姉さんは、流石の貫禄で超悪役を演じている。
一方、ドムの恋人だったエレナ(エルナ・パタキー)は、今作でアッサリ、シャーリーズ姉さんにヤラレテしまう・・。
何だか、寂しい感じがする。
・ワイルドスピードシリーズは、元々ゼロヨンレースに命を懸ける若者達の映画だった。
だが、作品の規模がスケールアップするに連れ、派手なストーリーを求められるようになり、映画制作陣がその要求に答えるべく、頑張ってきたことは事実である。
・今作では、ドムファミリーに新たな男が迎えられている。
今までと同じ流れで、敵役だったデッカード・ショウを演じるジェイソン・ステイサムがドムが、シャーリーズ姉さん扮するサイファーの言いなりにならざるを得なかった拉致されたエレナとの間に生れた息子をコミカル要素を交えながら、必死に助けるシーンは良かった。
<ドンドン、スケールアップしていくワイルドスピードシリーズ。
何処に向かっていくのであろうか。
若干の不安を抱えつつも、スピード&ディストラクション(何台、車を壊したのかな?)シーンに魅入られた作品。>