「理科の常識が欠落」フライト・クルー ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)
理科の常識が欠落
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ロシアでは、パイロットが離陸で「ホォホォー」とか雄叫びを上げたり、管制は霧でニアミスを起こすのが普通なのだろうか。先ず、冒頭で引いた。
中盤から科学考証したのかと思うシーンの連続で、全然ハラハラできなかった。
制作側は火山で危険なのは溶岩の高温だけと考えてる。触らなければ大丈夫だと思っている。ガスや火砕流は無視。
さらに溶岩流が早い。離陸シーンでは航空機の加速に追いつく勢い。
滑走路上の溶岩に離陸する航空機が突っ込むシーンも、貯水タンクが倒れて水がかかると 一瞬にして冷えて滑走。ありえない。
そもそも熱い物質に水がかかると、とても危険です。
一番ダメなのは、飛んでる航空機から航空機への移乗。
風圧、温度、気圧全て無視してるので、ビルからビルへの移動のようです。
プロペラ機とジェット機の並行するというアクロバット以前に この展開にゲンナリです。
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