「退屈な再現の果てに見た、思いもよらぬ衝撃の真実とは。」リメインダー 失われし記憶の破片 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
退屈な再現の果てに見た、思いもよらぬ衝撃の真実とは。
【賛否両論チェック】
賛:記憶を失った主人公が、度重なる再現の末に辿り着いた衝撃の真相に、思わず圧倒される。
否:雰囲気はかなり淡々と進むので、眠くなりそう。グロシーンもあり。
不慮の事故に遭い、直前の記憶を全て失ってしまった主人公。代償として巨万の富を得た彼が、記憶を再現するために、財を投じて一心不乱に記憶の欠片を再現しようとする様が淡々と描かれ、中盤までは正直かなり退屈です。
ところがラストは一変、それまでの不可解な謎の全てがキレイに繋がり、怪しい影を見せていた男達の正体と共に、再現が予想だにしなかった思わぬ真実を暴き出していくのが圧巻です。
グロシーンも少しありますが、ミステリー好きにはオススメの作品と言えそうです。
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