コードギアス　反逆のルルーシュI 興道のレビュー・感想・評価

　過去作を全くチェックしておらず、予備知識ナシ先入観ナシのマッサラな感覚で鑑賞するに至るも、何ら戸惑うことなくきちんと内容を理解でき、Fate/stay night とは違って一見さんＯＫの内容です。ただ分類上はロボアニメなのでしょうがロボ戦そのものを第一の見せ場としたものではない印象です。

　この作品を見てシャアとの比較が真っ先に思い浮かびます。自国に反感を持ち復讐がてら潰してやるという企みは同じだけど、スタンスが大きく違いコチラは、片や反乱組織の頭となり率い戦い、片や自国の影響内で何食わぬ顔で日常を過ごします。
　展開は比較的解りやすく、表現も大袈裟なくらいの描写で難しい考察を必要とはしない明解な作品、迫力も映像美も充分でストレスなく、その辺は優れた作品だと思います。

　マイナスな部分と言えば、やはり総集編と言う体裁のせいか、全体的にせわしなくチョッとバタバタした感を受けました。ルルーシュとゼロが同一人物と思えない程の忙しいスイッチングで、エピソード間の描写などはなく常に動き続けています。とは言えそれは作品ファンにとっては瑣末なこと、見たい所をキチンと見せてくれるという意味では寧ろこうでなくてはならないでしょう。個人的にはご飯のないオカズだけの食事みたいな印象が若干ありました。
　また横綱相撲的な、強大な敵に相対し、能力を駆使し仲間を率いて真っ向勝負を挑むストーリーは、個人的にはあまーりタイプではなく、逆に強い相手をどう切り崩すかの小賢しさの方に魅力を感じるため、上記のようにシャアの方が好みだったりします。

ちょくちょく新しいカットや音声はありましたがファンしか楽しめない内容でした。アニメを見ずに映画からというのはあまりオススメしないです。
あと、玉城の声優が違ったのとc.cの名前をファンとしては聞きたかったですかね。

リアルタイムで見ていた者です。
当時は毎週ワクワクしながら見ていたのを思い出す映画でした。

初見の方もある程度の流れがわかるような作りになっていた為、アニメ版を見ていないとさっぱりといった総集編ではなかったと思います。
ただ、結構バッサリカットしているのであのシーン欲しかったなぁとか言うところは何個かありました。
とはいえ、やはりギアスの名シーンはしっかり押さえてあるので個人的には満足いく作品でした。

初見でも分かるようになっています。
TVになかったシーンもあり(覚えてないだけかも知れませんが)、一回見た人でも楽しめると思います！

コードギアスは、TVアニメシリーズをリアルタイムで楽しんでおり、今でも大好きな作品です。
今回の劇場版3部作の1作目ですが、元を知っていると物足りないです。
駆け足だし、各キャラの掘り下げがもっと欲しい…でもこれはあの短時間（映画としては長めだが）でまとめるのだからしょうがないですね。
大事なシーンなセリフはきちんと入っていましたので、初見でも違和感なく見られるのではないでしょうか。

映像は、キャラのアップが美麗すぎ！魅入りました。
また、紅蓮弍式&ランスロットの迫力がかっこよすぎですね。ロボ系には全く興味がないですが、ナイトメアは機敏だしあの離脱方法も好きだし、見ていて楽しいです。

TVシリーズが大好きで、おっきな画面で見られたらいいだろうなーくらいの気持ちで行きました。
でも改変されていたり新しいシーンがあったり、なかなか新しい作品として観るような気持ちで楽しめました。
紅蓮弍式、ランスロットの迫力には鳥肌がたちました。。
映画館で観るべき作品だと思います。

さすがに何度も観たから総集編やーって感じですが改変は多々。あれマオ編は？新規カットも結構ありましたし、新録は迫力満点。やっぱり紅蓮弐式はかっこいい。復活のルルーシュへの序章と考えれば満足？

可もなく不可もなく。
新規カット追加の総集編ですね。

コードギアスの再編集物としては、かなりありますが、今回は、復活のルルーシュに繋がる再編集なのでかなり面白い内容でした。メカ・ストーリーともにコードギアスは、お腹いっぱいになります。