劇場公開日 2017年1月28日

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「新たな勢力の台頭で、混迷する頭脳戦。究極のサバイバルゲーム!!」人狼ゲーム ラヴァーズ 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0新たな勢力の台頭で、混迷する頭脳戦。究極のサバイバルゲーム!!

2017年2月11日
PCから投稿

怖い

興奮

知的

【賛否両論チェック】
賛:全員経験者や第3勢力等、新たな要素がゲームの勢力図を変え、先が読めないハラハラドキドキのサスペンスが繰り広げられる。悲壮なまでに勝とうとする主人公の姿も切ない。
否:前作以上にグロシーンが多いので、苦手な人には向かない。ゲームの理屈は結構頭を使うので、展開を追うのが大変かも。

 前作までと同様に、頭脳戦を絡めた騙し合いのゲームという良さはそのままに、今回は〝全員経験者”と〝「恋人」勢力の存在”という、2つの要素が追加されているのが魅力的です。「村人」とも「人狼」とも異なる第3の勢力の存在が、ゲームの均衡を大きく変え、経験者ならではの手の内を知った心理戦が、人狼ゲーム特有の緊迫感を極限まで高めてくれています。
 一方で、処刑も自分達でやらされる等、グロいシーンも前作よりも増えているので、苦手な人には向かないかも知れません。
 ラストもややあっさりしている感がありますが、極限状態の心理戦を戦うヒロインに圧倒される、ハラハラのストーリーを是非お楽しみ下さい。

映画コーディネーター・門倉カド