帝一の國のレビュー・感想・評価
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将暉の年
最初予告編を見た時はくっだらねぇーアホみたいな映画だと思った。
流行りの漫画の実写化で、女子がキャーキャー言いそうなイケメンを揃えてのコスプレ祭り。
こんなの、ぜってぇーつまんねーよ。
が、いざ公開してみると、ヒット。評判もすこぶるいい。
こうなってくるといつものミーハー心で興味が沸き、見たくなってくる。
見もしないでの偏見、数々の御無礼、大変失礼致しました!
名門・海帝高校。代々生徒会長を務めた者は将来、官僚や総理大臣への近道。
将来総理大臣になり、自分の國を作る。入学したその時点から、赤場帝一の闘いが始まった…!
ズバリ!分かり易く言えば、帝一は『ちびまる子ちゃん』の丸尾くん。
そんな丸尾くんがどんどん異常になっちゃって高校生になって、周りも同じ輩。
総理大臣になるには生徒会長になる事。生徒会長になるには次期生徒会長の派閥に入る事。
その為には手段も選ばない!
犬にだってなるし、靴も舐めるし、ふんどし姿で太鼓をも叩く!
迫力ある音楽や全体の音。(これは単に大音量でヘッドホンしてたからかもしれないけど…)
スカッと高揚感すらあるテンポ。
痛快愉快な生徒会バトル・ロワイアル!
若手俳優たちの熱量高めの演技を見ているだけで楽しい。
見る前は菅田将暉以外皆同じ顔に見え、誰が誰だか区別出来るかなと心配要素あったが、その必要ナシ!
それぞれキャラ立ちもしっかり。皆揃いも揃って個性強烈過ぎ!
誰が敵で、誰に取り入るか。
『シン・ゴジラ』の台詞を思い出してしまった。「政界はシンプルだ。敵か味方しか居ない」
野心の塊。天才と狂気とバカは紙一重。…いや、同じ?
爆笑必至のテストの点数対決での血管ぶちぎれそうな怪演だけでも座布団十枚!
こうして見ると改めて、菅田将暉は面白い役者だと思う。
今年は主演作続き、“帝一の國”ならぬ“将暉の年”。『あゝ、荒野』や本作など変幻自在、主演男優賞の“票取り”はほぼ固いだろう。
帝一の最大のライバル、菊馬。『モンスターズ・インク』のランドール的なポジションで、野村周平が憎々しさと嫌味たっぷり。
帝一の心強い味方、光明。志尊淳が可愛い顔で強力サポート。
次期生徒会長最有力候補で、帝一が犬になりたい氷室。異彩を放ち、俺はまだ間宮祥太朗を知らなかった。
同じく次期生徒会長有力候補。氷室が“動”なら、“静”の森園。2年生だけど、千葉雄大が一番下級生に見える…。
そんな中で弾=竹内涼馬がまとも過ぎて明らかに唯一浮いている。でも、爽やかな好青年の彼に何度も助けられた。
吉田鋼太郎もいつもながらの大声量インパクト。
山路サンが実は意外と初老で驚き。どうしてもステイサムのイメージなので…。
永野芽郁は可愛ければそれで良し。
本作、単なる学園コメディに留まっていないのは、我々がよくニュースで耳にする醜聞を面白可笑しく、それでいて辛辣に置き換えている点。
政界。選挙戦。
派閥争い。票集め。賄賂。…
卑怯な策士は策に溺れ、傲慢な者には必ずしっぺ返しが来る。
トップに相応しいのは…? トップに相応しい“もの”は…?
何の為にがむしゃらに闘い、トップを目指すのか。
ほんの些細な理由。
たった一つのそれが、自分を突き動かす。
欲を言えば、“彼ら”の生徒会長戦は続編作ってやって欲しかった。
最後、思わぬ行動を取った帝一。
闘いの中で友情や人望を…NO!
帝一は帝一。
全ては、“マリオット”。
まだまだ野心と國造りを見たいぜ!
日本の中心で夢を叶える
日本の中枢で国家権力を掌握している一部の方達はこのような少年時代を過ごし夢を叶えて行くのだろう
と錯覚を起こしてしまった
いや、これは錯覚ではなく事実を過大に表現しているだけで現実にはこのような選民意識をもって暮らしているに違いない
この確実に一般大衆とは呼ばれない一部の選ばれた方達をこれほど滑稽にコメディとして映像化した監督さんや役者さん達は凄いね
久しぶりの爆笑コメディでした
原作を読んでみたくなりました
面白い。
とにかく面白いという感じの映画です。
出演者でなんとなく気になって見ましたが、内容もすごく笑えて楽しかったです。
菅田将暉くん演じる帝一のキャラクターがとてもユニークで、とても面白いです。
ギャグ映画という感じなのに、なんとなく心に訴えかけられるものがあって観てよかったと思える映画です。
私はこの映画のオープニングの、帝一の後ろ姿にタイトルが重なる場面がとてもかっこよくて印象的です。
もう一回見たいと思える映画です。
エンドロールの美々子ダンスが可愛かった。 ストーリーはコメディにし...
エンドロールの美々子ダンスが可愛かった。
ストーリーはコメディにしたいと思っているんだろうけど上滑りしてるかんじね。
竹内涼真が時々、高橋一生に見えた。
主演は菅田くんだけど、見終わると竹内涼真の好感度が上がるかんじ…。
間宮祥太朗の短髪が可愛かった。
実写化の成功例
ただ生徒会選挙をするだけの映画ですが、原作が漫画であることからコミカルに描かれており終始楽しめて観れました。役者の演技も良く原作のイメージ通りで違和感がありませんでした。
生徒会選挙ではたから見るとどうでもいい行動がが戦況を分ける一手になる映画は他にはないと思います。映画という短い時間で原作の内容をまとめるか不安であったが選択したシーンなどどれも良く、2時間で「帝一の國」という作品を上手くまとめており実写化のなかでは間違いなく成功の部類です。
原作ファンからしてもよかった
まず、俳優さんが豪華でした。
原作ファンなのであまり期待せずに行きましたが、
かなり出来上がった作品になってました。
上手くまとめられていて、
俳優さんもキャラにぴったりで笑いあり涙ありの終始飽きない作品でした。
主人公、帝一の心の動きや葛藤がしっかり描かれており短い時間の中で展開もいい感じでした。
好きなセリフがしっかり使われていて、
正直テンションが上がりました。
終わりのオチも原作通りよかったです。笑
映画館で観てよかったです!
テレビで放送されたらまた、必ず観ます!!!
日常の色んな事を忘れて爆笑
原作のファンだったので、期待しないで観に行きました。
実写なんてしないで欲しいくらいに思っていたのに、かなり初っぱなから引き込まれ、けっこう声を出して笑いながら観ました。
菅田君の他、主要キャラの役者さんは見た目も似せてきましたが、演技も上手くて、ほとんど違和感無かったです。
本気でやってる感じがビンビン伝わって来たから笑えるんですよね。
若干惜しかったのは、氷室役の間宮君の和太鼓シーンの腹ポヨが気になったのと、帝一と菊間のケンカシーンが原作に無いのに長い…くらい。
帝一のピアノ曲がマリオネットなのとか良い演出だったと思いますし、多少のストーリーのアレンジも良かったです。
ガチでオススメの1本です。
いい(#゚ロ゚#)
俳優さんがみんなそれぞれ個性的で
役にあっていて良かった。
普通に楽しめる映画。
なにせ、面白い!くだらないが面白い!(笑)
菅田将暉は相変わらず何の役でも似合うなと思った。
DVD出ても借りて観たい。
最高!!
もう何年振りかな!!!って思うぐらい最高に好きになった映画です。
原作も読んでたけど、なんの違和感もなく、ただ楽しめた!!
出演者さんたちも良い!演出もすき!何度でも見返したいです。
あと、エンディングがかわいすぎる!
いい映画
遅ばせながら簡潔に書きます。
終始面白かった。
そして、自然と涙が出ました。
役者がそれぞれ輝いていて
見ていて気持ちが良かった。
帝一とお父さんのテスト採点シーン
最高に楽しかったです。きっとまた見たい。
最高
この映画はとにかく笑いありという感じですかねw
菅田将暉演じる赤羽帝一のシンプルな作戦と、
野村周平演じる東郷菊馬のずる賢い知能と、
竹内涼真演じる大鷹弾の平和に済ませる感じと、
間宮祥太朗演じる氷室ローランドの肉肉しい感じと、
千葉雄大演じる森園億人の戦略的作戦と、
志尊淳演じる榊原孔明の素晴らしいアシストが合体する素晴らしいエンターテインメントコメディ映画でした!
絶対DVDで借りて10回は見た方がいい!
ちなみにスピンオフの喫茶店のやつも面白かった!
政治を戯画化したハイテンションが可笑しい。 菅田将暉は常に演技に癖...
政治を戯画化したハイテンションが可笑しい。
菅田将暉は常に演技に癖が強いが、今回は特に強い。
しかし、此方の予想をいつも上回るその演技こそが楽しみでも有る。
◯イ◯◯イ◯事変 …くっそワロタ
(≧∇≦)
(2017年4月30日 TOHOシネマズ府中/スクリーン5)
娘に誘われて…
娘に誘われて観ました。
若いイケメン俳優さんがたくさん…
ちょうどこどもたちが戦隊ものを見ていた頃の戦隊もの、仮面ライダー出身の俳優さんもちらほら…と、で親近感がわきました。
娯楽物として軽く笑って見られる内容ながら、おとなだからこそ考えさせられる部分もあったり…で。
予告などを見て想像していたよりもずっとしっかりとした構成の、おとなでも十分に楽しめる作品でした。
今時の俳優さんは本当にみんな演技がそれなりにお上手ですね。
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