「不思議な魅力にとりつかれた。」帝一の國 れいすけさんの映画レビュー(感想・評価)
不思議な魅力にとりつかれた。
20代の女性のオススメで見ました。
最初バカバカしいと思ったけど、これ意外や意外。深い。
めちゃくちゃ風刺きいてる。なんなんだ。この原作。
一見、男性のイケメン揃えた女子にとってのハーレムみたいな側面もあるけど。
たとえば、裸のふんどしで太鼓叩く絵面って女性にはどう写るの??笑
俺にはようわからん。
前編に渡り個性溢れる男性俳優陣が躍動していたのは確か。
序盤の帝一の父の無駄なハイテンションにはじまり(吉田鋼太郎良すぎ)帝一が頭を打ってから、自分の国を作るという権力欲?!に目覚め(実は自由にピアノがただひきたいというオチあり)変わるとことか、選挙戦の展開の心理戦など、描写自体は全編バカバカしいのに、なぜか、終盤では、心を動かされ、集中して見入ってしまった。何か意味のわからない感動すらあり。泣きそうな感情もあり、自分でも良くわからない。映画とは理屈ではないです。
最後は、弾との友情をとったように思わせて実は計算高かった帝一。なんという、どんでん返し。クスリとさせる。
好きなシーンは、永野芽郁の幼少期の蹴りと映画終盤での蹴り。2回出てきてそこも爽快でいい。なんだろうこの上手い演出。
めちゃくちゃエキセントリックでしかし面白い。こんな裏技みたいな映画初めて見た。これはコメディなのか、社会風刺なのか、ジャンルがわからん。
ただ面白い。映画の作り手のこだわりみたいなの感じられた。すごく自由な映画のようにも感じた。
女子が最後まで永野芽郁しか登場しなかった、そういう意味では珍しい映画だろう。
いやいや恐縮です。確かに続編期待^_^
自分がレビュー書いたら、近大さんなら、どう書くかなと思うと大体書いてますね。答え合わせみたいに見てますよ。笑
コメントありがとうございます。
れいすけさんのレビューも的確と言うか、作品自体がそうなんですよね。
見始めは女の子がキャーキャー言いそうなおバカコメディかと思いきや、実は政界風刺のなかなか深い内容という…!
密かに続編期待してます!(^^)