「キャラが濃い!」帝一の國 サブレさんの映画レビュー(感想・評価)
キャラが濃い!
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特撮俳優が出るし原作のファンだし見るしかねえ!と思って観ました。中々のハイテンション、キャラ再現の高さ、そして濃さ!漫画の実写化がとにかく非難を浴びる昨今だが、この作品はかなりいい感じで作れていたのではないだろうか。
キャラがいい。とにかく原作で濃く描かれているキャラがちゃんと再現されている。ギャグかと見まがうほどの帝一のキャラがかなりの再現度で表現されていた。外部編入試験の答え合わせでは笑いをこらえるのが大変だった。
その他各イベントの再現ども高く、原作ファンとしてもかなり満足できた。前半は。
後半が、ちょっと、原作ファンとしては、なんでこんな展開にしたんだろう?と首をひねるような展開だった。
帝一と菊馬がグラウンドで戦うシーン必要だった?帝一がいないことで弾の作戦がさく裂したというストーリー上の都合はあるのだけれど、でも原作は帝一いたしなあ。帝一と菊馬の喧嘩を描きたかっただけのように見える。だったら菊馬をもっと宿敵っぽく描いてほしかった。映画の菊馬はちんけな悪党だったよ。いや、帝一も子悪党っぽかったけど。
森園先輩の生徒会人事も見たかった。弾に会長を譲る帝一のかっこいい姿をもっといい感じでみたかった。舞台は大成功だったらしいし、連続ドラマで尺を確保するのがよさそうだと思った。
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