「古屋兎丸の世界観とは違うけど…」帝一の國 アリの人さんの映画レビュー(感想・評価)
古屋兎丸の世界観とは違うけど…
普段、邦画は敬遠してるのだが原作が好きだったので観に行った。
原作の設定を使っての青春コメディ仕立てな作品で、万人ウケを考えたらコレも1つの形だとは思う。
狂気性とか不条理さとか感情の振り幅とかがマイルドなので観やすい作品ではあるが、原作の空気感や緊張感がない。原作が好きな人には物足りないと思う。
まぁ、好みだけど…
続編を作る気がないのか後半で急いで収束に向かわせたのも闇要素が薄まっていた。
原作を知らなきゃ評価は3〜3.5で原作を考えると2ぐらいかな自分は。
余談だがオープニング曲が80年代のジャパメタバンドのフラットバッカーの「ハード・ブロウ」なのには驚いた。
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