破裏拳ポリマーのレビュー・感想・評価
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冒頭のアクションで興醒めさせちゃだめでしょ
溝端淳平がこんなにアクション適性が無いとは思わなかった。
振り抜けていないので全てが中途半端、型は比較的きれいにみえるってことは人に当てる恐怖があるのか。相手役の人は皆しっかりした動きをしているので受け手をもっと信頼すればいいのに。
ポリマーレッグカスタム役の中村浩二は肉体からして凄いし、ポリマーアームカスタム役の出合正幸もカンフーチックなキャラを全う。
拳法なのか空手なのかもはっきりしない破裏拳。CGでごまかさずもっとわかりやすい必殺技があっても良かったのでは。
スーツの出来はいい。原幹恵のスーツ姿もイイ。
南波テル役の柳ゆり菜は胸元サービスたっぷりだがアニメ版より衣装がダサいのが不憫。やたら唇を強調するのはナニ?
アクションシーンのダメさよりドラマシーンがしっかりしているので最後まで見られた。
山田裕貴のダメっぷりも効いてた。血糊の量とダメージ描写がしっかりしているので余計そう思ったのかも。
なんないだろうか
やはりジャパニーズヒーローは成功しないのか。
格好いいジャパニーズヒーローを早く見たい。特撮の技術もテレビ並みだし、溝端淳平のアクションもイマイチ。
何とかなんないだろうか?ジャパニーズヒーロー。
役者も長谷川初範と溝端淳平しか知らないし。
あぁ待ち遠しい。
主人公に葛藤がないし、スーツなくても強いので、話が早い。わかりやす...
主人公に葛藤がないし、スーツなくても強いので、話が早い。わかりやすくて、思いのほか(`・ω・´)カッコヨス
「捕まったら必死に助けにくるんでしょうんね」というフラグたてする場面から、シャーロックに情けをかけるまでの流れがけっこう良い。。女版&親父版ともにデザインかっこいい。
てめーはおれを怒らせた!ラスト。
流田Projectがこの作品にぴったり、好きです。
誰得映画
実写版「キャシャーン」に始まり本作に至るまで、タツノコ作品のリブートが実写もアニメも殆ど上手くいかないのは、おっさんホイホイでしかないけど、ホイホイされたおっさんがガッカリする出来にしかならないから。
特に実写の方はアニメの文法で作られたキャラ設定を残そうとする(しかも若い役者で)ので、観ていて辛い。
ポリマーの場合、物語のスケール的に邦画でも作れそうだし、坂本監督ということでアクション方面も期待したんだけど、残念ながらストーリーもアクションもキャラクターも全てが中途半端だった。
特に、ストーリーがシリアスになっていくのに半端な笑いを入れる(そしてスべる)演出にはイライラさせられた。
誰に向かって作るのか、そのためにはどうすればいいのかを、もうちょっとシッカリ練って欲しかったなー。
必殺技は裏拳連打ですか?
今の仮面ライダーシリーズや戦隊モノなどと比べると少し派手さは無いが、ヒーローものが好きならばそこそこ楽しめる。
変身スーツは立派に出来ているが、他へのお金の掛け方がテレビヒーロー予算である為、映画では無くテレビで数十話やって子供向けグッズで儲けた方が良かったのでは無いか?とも思ってしまった。
主人公の溝端淳平には少し身体を鍛えて貰いたかった。
原幹恵は案の定そんな役なのね?とも思い、柳ゆり菜は安パイな役柄。
見せ場はやっぱり「鳥」ですかね?
タツノコプロ作品は実写化は難しいよ、やっぱり。
タツノコプロ作品を観ていたお父さん世代と幼い男の子がいる家庭ならば楽しめます。はい。
期待してた‥
その分、てのもあるけど、それをさっ引いても、余りにも駄作‥
序盤から丸解りの悪役、物語の構成‥
何より、アクションが売りのハズの実写化なのに、溝端の棒立ち、腰の入らないどころか、腰の振らつく突きや蹴り‥転身後のアクションの安っぽ過ぎるCG効果‥
カット割りからカメラワークまで、余りにも酷いんじゃね?
受けてみよ!破裏拳ポリマー!
この世に悪がある限り、正義の怒りが俺を呼ぶ。
その名は、破裏拳ポリマー!
タツノコプロ往年のアニメを実写映画化。
警察庁と防衛省が共同開発した“ポリマースーツ”。身に付ければ驚異的な力が得られるこのスーツのテスト版3体が盗まれ、悪用した犯罪が多発。
放浪のストリートファイター・鎧武士は、図らずも警察と協力し、ポリマーとして戦う…!
まあ言うまでもなく、チープなB級。
時代錯誤な設定、ノリ、笑い。
安っぽいCG。
ポリマーをめぐる陰謀も簡単に先読み出来る。
でも、それがいい!
『ガッチャマン』みたいに無駄に大作にするよりずっといい。
オリジナル世代ではなくオリジナルも見た事無いのでどれだけオマージュ捧げられてるか分からないが、見せ場たっぷりのアクションをメインに据え、ベタながらも熱い展開、分かってらっしゃるお色気要素などツボをしっかり抑えたTHE特撮ヒーロー・アクション!
ハリウッド仕込みのアクションで特撮モノを中心に活躍する坂本浩一が手腕を奮う。
奥義“破裏拳”の使い手で、ストリートファイターで探偵。
ハチャメチャだが、根っこの所は間違っていない。
画に描いたようは熱血主人公を、溝端淳平が熱演。
チャラくキザな演技は臭いが、スーツを装着しても顔出し故、体を張った本格アクションはお見事! 肉体美も披露。
頼りなさげな新米刑事・山田裕貴とのやり取りもコミカル。
そして絶対忘れちゃいけない二人のヒロイン!
武士の“自称”探偵助手・テル役の柳ゆり菜が元気ハツラツ、キュート! ヘソ出し&太もも眩しいショートパンツ姿がエエ!(この娘、どっかで見た事あると思ったら、『チア☆ダン』のイヤミな女の子)
もう一人、原幹恵。せっかくのナイスバディをお堅いスーツに隠したままだが、勿論最後は拝ませてくれる。
この世が光を求める限り、俺の怒りが悪を断つ。
受けてみよ!破裏拳ポリマー!
この世に悪のある限り、正義の怒りが俺を呼ぶ
この世に悪のある限り、正義の怒りが俺を呼ぶ。
1974年に放送された同名のテレビアニメ版を原作として、タツノコプロ創立55周年記念ということで企画、溝端淳平主演のアクションヒーロー実写作品である。
タツノコプロは、漫画家の吉田竜夫を中心に3兄弟で創業したアニメ制作会社。原作マンガに依らないオリジナルアニメの名作を多く残しているが、現在は日本テレビグループの一制作会社である。
タツノコプロのヒーローシリーズの映画化としては、「科学忍者隊ガッチャマン」(放送:1972~1974/実写版:2013)、「新造人間キャシャーン」(放送:1973~1974/実写版:2004)に続く、3作目になる。同社の一時代を築いた代表作のひとつである。
ほかの映画化作品には、桜井翔主演で大ヒットした「ヤッターマン」(放送:1977~1979/実写版:2009)。また、「マッハGoGoGo」(放送:1967~1968)を原作とした、ウォシャウスキー兄弟の興行失敗作である、ハリウッド実写版「スピード・レーサー」(2008)等もがあるが、アタリハズレが大きすぎる。
そもそも"ガッチャマン"の失敗が痛かったが、本作は、制作費が小さいながら頑張っているほうだと思う。タツノコプロは名作の版権を多く所有しているので、予算とプロデューサーのセンス次第で、時代に合ったリブートが可能だ。
さて、「破裏拳ポリマー」は、特殊装甲スーツ"ポリマーシステム"を身に着けた主人公が最強の力を手に入れ、ヒーローになる。実写化にあたって、このポリマースーツのデザインがキモだが、"アイアンマン"や2000年以降のヒーロー要素を取り入れつつも、顔の見えるハーフフェイスのヘルメットが特徴なので、溝端淳平でよかった。
アニメ放送の前年に、ブルース・リーの「燃えよドラゴン」(1973)がヒットして空前のカンフーブームが巻き起こり、その影響を受けているので、アニメの鎧武士(よろいたけし)は、顔や掛け声もブルースに似ていた。そこで溝端淳平は役作りにあたって、カンフーアクションを特訓。顔が見えるので、スーツアクターによるスタントを使っていない。
監督は、自身もアクション俳優として米国で日本の戦隊シリーズを北米ローカライズした「パワーレンジャー」などに参加した坂本浩一だ。その"パワーレンジャー"は、今年、ハリウッド実写化されて逆輸入される(2017年7月15日公開)。
坂本監督は、敵組織にパルクールを仕込み、ポリマーにはアイアンマン+カンフーのカッコ良さを目指している。その心意気を評価したい。
ここからは、見る側の想像力のダイナミックレンジの問題だ。要するにイマジネーションが豊かか、オリジナルアニメにノスタルジーを持っているか、そういう限定的な人にしか薦められない。
かくゆう自分も、ドニー・イェンのイップマンを見たあとには、本物のカンフースターに、ポリマースーツを来てもらえたら・・・などと考えてしまうが。自分にとってはいい作品だ
(2017/5/28 /新宿バルト9/ビスタ)
~「この世に悪のある限り、正義の怒りが俺を呼ぶ!!」~
【賛否両論チェック】
賛:どこまでも真っ直ぐな主人公が、正義を胸に何度でも立ち上がっていく姿が、痛快でカッコイイ。“正義”や“親子”ついても考えさせられる内容なのもステキ。
否:展開はかなりのご都合主義で、設定もツッコミどころが多い。
原作の知識等は一切不要です。どこか昭和のテイストが漂う世界観の下、破天荒だがどこまでも熱血漢の主人公・鎧武士が、閉ざしていた亡き父への想いに葛藤しながらも、正義のヒーローとして戦う姿が、とっても痛快です。
始めは対立ばかりしていた若手刑事・来車譲一と、やがて芽生えていく確かな絆等、バディ・ムービーの要素があるのも、またカッコイイですね。
同時に、正義なき力の暴走という脅威や、そもそもの“正義”という言葉の多面性、そして子供を思いやる真の親心等、単なるアクションモノと思って観ていると、思わず考えさせられるような内容も盛り込まれています。
血を吐くような暴力シーンが結構多いのがたまに傷ですが、子供から大人まで楽しめる痛快アクションを、是非ご覧になってみて下さい。
後半が雑
序盤かなり丁寧な導入だったのに後半の畳み掛けが雑
キャラクターは描けてるのに、明らかに尺と予算の都合でなんで自分から正体バラしちゃうの?って展開は探偵設定を崩壊させてないですかね
この世に悪のある限り〜を言わないと性能が発揮されないというのは良かったけど、お約束のギャグっぽい扱いにもなっててそこはうまく演出してよってのと、クライマックスのバトルシーンで同じ符丁の別の言い回しでパワーアップするんですけど、ここ見せ場なのに唐突な印象しか感じられなくて残念
あとは概ね満足しました
タツノコシネマティックユニバースに期待します
観てきました。(^^)
同名アニメの実写版ってことで、いつものことながら観てきました。
アニメは実は観た記憶はないんですが、そのおかげか素直に楽しめました。まぁ、ストーリーはありがちかなぁって感じでしたが...。(^^;)
このところアニメやマンガの実写化がだいぶ増えてますね。ジョジョとかどうなのかなぁ...。
シャーロックが可愛い
破裏拳ポリマー自体を知らなかったので、まっさらな状態で観賞。特撮ヒーローは大好きなんですが、顔が殆ど見えている状態のマスク(メット?)がカッコよく見えなくて自分の趣味には合わなかったみたい…(^o^;)やはり特撮ヒーローは顔が隠れていた方が良いなぁ。
それと、ポリマー自体があまり強く見えないのが残念!結構ヤラれちゃうから、圧倒的に強く見えるシーンが欲しかったです。キャラクター的には、山田裕貴くん演じるシャーロック君が純粋で可愛いくて、とても良かったです。
懐かしさを最低限崩さず映像化されてました
昭和40年代、漫画を既に実写された仮面ライダーやキカイダーと違い、タツノコプロのアニメは、どこかアメリカンな部分もありシャープでカッコ良かったんですよね。
主人公のビジュアルも全身スーツを流れるようなデザインと色使いが特徴なので、邦画での実写は予算的にも技術的にも難しい。
数年前のキャシャーンがもっとも頑張ってましたが、あのヘルメットを被るシーンはなく・・・残念でした。
ハリウッドのスパイダーマンは、映像技術の革新で漫画よりよりシャープにカッコよくなってますが・・・
日本の実写は、確実にロボット的なイメージになってしまう^^;;
今回もロボットアーマー的になってはいましたが、登場人物のキャラも、主人公の相棒のズッコケ頑張り具合に、ヒロインや適役女性キャラも昭和少年の脳裏に残る”月亭可朝”さんの名曲を思い起こさせるショットの連発(笑)で、決め台詞もオリジナルをリスペクトして作られてましたよ。
アイアンマンとコンセプト的には似てても・・・
比べてしまうと少年野球とメジャーリーグくらいの差はあるものの・・・
昭和なオヤジには、今時の仮面ライダーと比べるとかなり楽しめた作品でした。
☆3.8
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