「天使の分け前の評ですが・・・」わたしは、ダニエル・ブレイク 蛇足軒瞬平太さんの映画レビュー(感想・評価)
天使の分け前の評ですが・・・
「マーガレット・サッチャーは、現代において、もっとも<分断>と<破壊>を引き起こした首相でした。
大規模な失業、工場群の閉鎖、破壊された地 域社会などが、彼女の残した遺産です。
彼女は闘士でしたが、その敵はイギリスの労働者階級でした。
彼女は、政治的に腐敗した労働党の指導者たちや、多くの 労働組合の幹部たちに助けられて、勝利を得ました。
今日、私たちが置かれている悲惨な状態は、彼女が始めた政策によるものです。
私たちは、どのように彼女を弔うべきなのでしょうか?彼女の葬儀を民営化しましょう。
競争入札にかけて、最安値を提示した業者に落札させるのです。
きっと彼女も、それを望んでいたことでしょう。」
ケン・ローチ監督のサッチャー元首相への言葉
いかにも労働党より更に左派の社会活動家、ケン・ローチらしいコメントである。
そんな活動家の作品に込めたメッセージ、いつもながらのmy解釈はこちら
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この<分断>や<破壊>を取り戻す為に、ちょっとした配慮、気遣いをみんなで思い起こそうぜ!
それを天使の分け前→Angels' Shareというタイトルにするよ!ストーリーは本物のウイスキーの熟成の成り立ちをベースに、人として熟成したものを周りの仲間へシェアする。主人公から息子、嫁さん、どうしようもない仲間へ、そして主人公へは周りの大人が温かい気持ちをシェアするそんな素敵な作品。
こんな映画をシェアし続けてくれるケン・ローチに感謝!
そして、この監督の作品を毎回シェアしてくれる配給会社に分け前を!
そしてそして、銀座テアトルシネマのみなさん、本当にたくさんの映画をShareしてくれて本当にありがとう&お疲れ様でした!
みなさんにAngels' Shareがあらんことを願って!