「後半だけでいい、」ハクソー・リッジ けいさんの映画レビュー(感想・評価)
後半だけでいい、
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前半はずっと出征前の話。
その経緯が長く感じてそこまでいらんかったと思う。
家族のことや彼女とのこと、軍の内部のことなどアメリカ国内でのくだりが時間とりすぎて、この映画のメインの訴えたいところまで半分をとってて「間延び」してるかんじもあった。
それがとてももったいなくもあった。
後半がよかっただけに。
ようやく真ん中くらいから、結婚初夜?のシーンからの「沖縄」にいきなり移る。
後半からこの映画のタイトルの「ハクソーリッジ」のコトバ、その凄惨な戦場が出てくる。
なんともそのストーリー展開の組み立て方が急すぎでもあり、よくわからんかった。
そこからは怒涛のすさまじい沖縄戦の戦場シーン。
その前半との差もすごいものがあって、一気に身体がこわばった。
でも、後半はよかった。
「もう1人、助けさせてくれ」、後半こそ、「この映画で伝えたいこと、訴えたいこと」であろう。
それだけに間延びしてちょいムダとも思える前半が残念。
前半部分は5分の1でいい。
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