FOUND ファウンドのレビュー・感想・評価
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騙された!
着眼点は面白かった。
サイコパスな連続殺人を起こしてる兄をもつ弟が主人公。
なのだが…もうちょいと料理できるんじゃないかと思う。社会派な一面を無理くりねじ込んできたようにも思え、作品の方向性に疑問を抱いたりする。
そして、
着眼点以外は全てB級な作品だった。
最初の生首で躓き…明らかに作り物のソレを「実物」と受け止められるかどうかで作品の評価は分かれそうだ。
俺はダメだった方だった。
フィックスが多いカメラも気に入らないし、妙なアップカットも的確だとは思えない。
編集もなんだか助長なような気もするし、照明も暗けりゃ、音声もよくない。
ただただ大味な芝居にも萎える。
自主製作レベルの域を出ず、見続けるのがホントに辛かった。
気持ち悪くもなければ、怖くもない。
2012年にこの作品は発表されたみたいだけど、画風も作品中の時代設定も1980年代頃に思え、その理由が釈然としない。
ワザと選択したのなら、その理由が全く分からないし、昔撮った作品をワザワザ引っ張り出してきたのかと思える程優れた部分もなかった。
何故、あのようなレトロな雰囲気であったのだろうか…。
サイコパスな殺人鬼を存在させるには、古き良き時代なのか??
「42冠」って煽り文句に盛大に騙された。
イット・フォローズは超えねーだろ!!
ジャケットに書かれてる「イットフォローズ超えた」ってとこに惹かれてレンタルで観ましたが
一切合切超えてねーわ!!ヽ(`Д´)ノ
…という勝手な怒りはさておき、周りの批評ほど悪くは感じない。
『ヘッドレス』のビデオ・シーンがかなりグロテスクを極めている上に、そこに割かれた尺がやたら長い事がネックだった。
兄の犯罪がこの作品に間違いなくインスパイアされてるので仕方ないと思うんだけど眼球はやめて差し上げろw眼球汁は見事にトラウマ。
この映画を観た後に湯葉を食べたんだけどもうね。湯葉のあの白いのが…うぷ。
この作品、要所要所「普段は優しいお兄ちゃん」を魅せてくれるのが粋。
しかも普通にかっこいいもんだからたまらない。
弟とちゃんとルックスもどこか似てるのが良い。
スプラッタ混じりなホラー作品の中で、しっかりと『萌え兄弟』なキャラクターを確立している。
中盤くらいで兄が殺人の理由を弟に語るところで、えっ そんな理由なの?と若干シラけてしまったんだけれど(まだ快楽云々と言ってくれた方が、と)、最後まで観ていくとただのシリアル・キラーだったらこの展開には持っていけないよなと思い直した。
キャラクター達のぶれない一貫性が印象強いイノセントホラーでしたね。
つまらん
ラストが…みたいなこと書いてあったから
最後まで見たけど、
つまらなかった。
スプラッターは殆ど見ないけど、
これはスプラッターにしては全然甘いし
サイコにしても魅力ないし
自主映画って感じ。
it followsと共に…みたいなこと書いてあったけど、
共に学生の自主映画。
おぞましい
もっとも美しいスプラッターと書いてあります。確かにスプラッター… 自分そこそこグロの耐性あるかと思ってましたがコレはちょっときましたね・・(グロ要注意です!)
弟の語りから始まるこの映画。お父さん、お母さん、お兄ちゃんと家族の秘密を覗くのが趣味の子(弟)。お兄ちゃんの秘密が人間の生首を隠してること。初っぱなからセンセーショナルなシーンです。
しかも生首なんか、なまっちょろい事が後から分かります…
この兄弟、仲がいいとか悪いとかは置いといて共通の趣味はホラー映画。劇中で観るホラー映画(スプラッター)のシーンが完全にアウト!←ここで一旦観るのを止めました。
その後再度挑戦しましたが結局おぞましさしかなかった。
まぁ一緒に観た旦那はかなり面白い映画だったと普通に観てたので平気なんでしょうけど、私には結構きました・・
予告とパッケージ
予告とパッケージ詐欺。
予告見て、面白そうだと思い、レンタル。
パッケージの肉体美。
期待しつつ、視聴。
なかなか、物語が進まず。眠くなる。
映像のチープ感は否めないかな。色々、ツッコミたくなるな。
予告編がピーク
予告編で見る限り
メチャメチャ面白そうな本作だが、
あまり期待をし過ぎると
ガッカリするかもしれない。
自分はややガッカリした。
物語に抑揚がなさすぎる。
前半はあえて静かに展開させているのだろうが、
もう少しやりようはなかったのか。
ああいう内容ならもっと
コンパクトに話を進めることも出来たはずだ。
加えて、演出がかなり安っぽい。
素人から見てもカメラワークが酷い。
と言うより、素人が撮ったみたいな感じ。
カメラが被写体に近すぎて画面が息苦しい。
キャストの演技力も学芸会レベル。
主要人物の父親や母親からして大根役者。
もっとキャスティングに力を入れてくれ…。
兄貴は今まで観た映画の中でも
有数のサイコパスだった。
このキャラクターだけはいい味を出している。
ラストシーンの衝撃は結構なもの。
画面からは狂気しか感じられない。
それだけに、演出や演技の稚拙さが目立つ。
折角の題材を面白くみせるだけの力量がない。
もうちょっといい人材を見つけてから
作るべき作品だったと思う。
どこかの評論でも言っている通り、
この監督は完全に病んでいる。
常人にはこんな発想は出来ないだろう。
気持ち悪い映画を観たいと思ったら
本作はハズせない。
一見の価値はアリだ。
殺人鬼とは…。
めちゃくちゃ面白かった。
兄スティーヴがシリアル・キラーになった原因が具体的には語られないところが凄く良い。両親が大してひどい親じゃないところも。
殺人鬼になるのに、そうでない人間が理解するに足る理由なんていらないと思う。というか、本人にも説明できないだろう。親に虐待されてたとかいじめられっ子だったとか、後付けでいろいろ理由をつけることはできるけど、それはひとつの要因にしか過ぎないと思う。どんなにひどい育ち方をしても、普通は殺人鬼にはならない。
しかし、当然ながら要因はある。
ひとつは、途中で出てくる「HEADLESS」という超絶悪趣味映画。スティーヴがビデオ屋から盗んできた=そのくらいハマった映画だ。弟マーティと一緒にHEADLESSを鑑賞したデヴィッドは、
「つまらない。ストーリーもないし、最悪だ!」
と言っていた。
その通り。ストーリーはなく、ただ殺人鬼が女を殺し、その血を飲み、浴びて、切った首を使って絶頂に至る、というだけの映画。でもスティーヴは映画として楽しんでいた訳じゃなく、性的興奮を得ていた筈だ。これこそ自分が求めていたものだ!と、初めて性的に満足したのかも知れない。
次に、父親の影響。
父親はよくいる典型的な父親だと思う。強権的で時には暴力も振るうし、子供は子供としてしか見ないので息子が何を思って生きているかを真剣に考えたり聞いてあげたりはしないけれど、休日に映画に連れて行ってあげたりもするし、そこまでひどい男ではない。
おそらくスティーヴは元々父親のことが好きで、父の望む典型的なアメリカ白人タイプになりたかったのだろう。スポーツが出来て快活で、勉強もそこそこできるタイプに。できれば父親と同化したかったのだと思う。が、結局性質としてそうはなれず、父親をがっかりさせる軟弱で怠惰な自分と、自分をダメだと思わせた父親の両方を憎むようになった。
この歪みは、黒人ばかり殺す理由を弟に聞かれたときの「父さんの言う通り、奴らは害虫なんだ!」という台詞に表われている。憎みつつも、父親の影響をバッチリ受けている。
そして、この二つが融合したのが、母親をレイプして殺害するシーン。父親として母親を犯したかったのではないか?あのシーンは、父親との同化願望と殺人欲求が絡み合った結果だと思う。
弟には自分を重ねていて、自分が弟の年頃だったときに誰かがこうしてくれていたら…と繰り返し思っていたのだろう。というか、これまでに何度も何度も、両親を殺し、母親の首で絶頂に至る妄想をしてきたのかも知れない。
徹底して弟目線で、両親殺害シーンも声だけが聞こえてきて何が行われているのか想像するしかないもどかしさまで弟と共有せざる負えないのがまたよかった。
「こんな体験は人を歪ませる」
↑そりゃそうだ、と思ってちょっと笑ってしまった。
シリアル・キラーに興味がある人なら絶対観て損はないと思います。
兄がサイコパスで賞
結構グロい映画だった。
兄が殺人を犯している理由が微妙。
ホラー好きが高じて、晴れてサイコパスになったのかもしれないけど、両親がふつうすぎて、それもあまり腑に落ちず、、、
ストーリーはあるようでない。
ただ、いじめられっ子の弟が、
だんだん変わっていく様子はよかった。
サイコパスの兄に影響されて、だけど、
なよなよ感が改善されてく展開はまあ良い。
とにかく後半がグロかった。
しかもどちらかというとバッドエンド。
かなり重いので、心して見るべし。
2回目はないかな。
やはり親子
いじめ、人種差別、友の裏切り、ヒト殺し、親子、兄弟、などなど色々。
兄ちゃんは、ちとアタマいかれてましたが、殺人の理由は何だったのだろ。わかってるのは、相手が黒人だったって事だけ。
あの親も、一見優しく常識人だか、パパは人種差別いけいけだもんね。
なんだかんだ、やはり子供は親を見て育つんだよね。
面白い内容だった。
おぞましすぎるの一言。どこか奇妙な兄弟の、不気味すぎる絆。
【賛否両論チェック】
賛:おぞましい凶行に走る兄と、惹かれていく弟の姿が、平凡すぎる毎日の中に忽然と描かれる様子に、観ていてハラハラさせられる。
否:苦手な人が見るとヘドが出そうなくらいのグロシーンがあるので、観る際は要注意。
一言でいうなら、まさに「おぞましい」内容です。自室に生首を隠す兄と、そんな兄にどこか惹かれていく弟。2人の奇妙な絆が白日の下にさらされる時、最悪のラストが訪れます。
描写もかなりキツいです。劇中映画の「HEADLESS」なんかは、思わず目を背けたくなるほどグロいので、要注意です。
スプラッターに耐性のある方なら、怖いもの観たさにご覧になるのもイイかと思います。
イカれ兄貴
オープニングで主人公が描いたキャラのアニメーション描写から期待が持て、兄貴の部屋の"ギターウルフ"のポスターなど兄弟揃って趣味が良い。
グロいシーンはあるが現実世界での描写ではなく劇中で観ているビデオ映像での惨殺シーン。
目玉抉って食うとか目玉吐き出してソレを食っちゃう「ネオン・デーモン」の方がグロかったし斬新。
人種差別な考え方からの首チョンパってな理由からの弟を間での両親と悪趣味な兄貴。
HEADLESS
スプラッターだけど終始そういうシーンばかりじゃないし、追い詰められたり、殺し捲ったりでもない。もちろん血が出るシーンはいっぱいあるけれど。
主人公の少年のナレーションによる展開で、彼の心境をみるドラマの様でもありストーリーも楽しめ、恐いとか不気味というのとは違う感覚だった。
ポスターは筋肉詐欺
スクリーンのアスペクト比が普通のシアターサイズと違ったり、映像が生っぽかったりでテレビのドキュメンタリーかなんかを観てるみたいだった。
オープニングがグラフィックコミックで楽しかった。
ストーリーは淡々と進んでくものの、しばしば挟まれるゴアシーンが良いアクセントになってそこまで退屈しなかった。
滴る血液がドロドロしてたり生首や身体が妙に肉肉しいのが、リアルさと作り物っぽさの絶妙なバランスを取ってて余計グロいのが良かった。
イケメンブラコンサイコパス兄貴のスティーブ、瞳孔かっぴらげの表情がかっこ良かった!
なんであんなに弟が好きなのか…
可愛いマーティ、結構散々な目に遭ってるのにわりと冷静。目のアップが印象的。
強情にいじめっ子にケンカ売ってくシーンは笑ってしまった
正直 スティーブがどう人を殺していたのか、何か過去にあったのか、とか見せて欲しいことや知りたいことがだいぶ残るな
両親の殺害シーンはこの目で見届けたかった…
最後のシーンか最高に綺麗だからもう良いかな
欲を言うなら劇中映画のヘッドレスをフルで観てみたい
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