5時から7時の恋人カンケイのレビュー・感想・評価
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難しいバランスで色々思う。けど、感想は素敵。
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彼は素敵な女性を見かける。探り探りの会話。ここですでに登場人物を好きになった。
ミステリアスで余裕があるような彼女に惹かれる。とても大人でそういう物語の記号的なキャラクターだと思ったけど、そんなことはなかった。彼に恋して楽しんでるのがわかる。心を開いてる。最初の外見に感じた魅力ではなく、ほんとに魅力的に思っていった。
既婚者とは付き合えないと彼は断る。私も同じ気持ちだ。反射的に固定概念やモラルからと、不倫や浮気について考えた時、より好きな人ができてもパートナーが嫌いでも傷つけていい理由にはならない。面倒だし取り返しがつかないけど別れてから他の人と付き合わないとと思う。私は。
といっていながら、映画を楽しめた。彼女の夫が傷ついていないからだと思う。夫も不倫している。ならお互い様とはそこまで割り切れない。けど、二時間の不倫が公認で傷ついてなくなんなら歓迎までされてるので、私は気にせず見れたのかなと思う。
でも主人公と同じようにこれどういう関係?とこんなにオープンなの?と戸惑う。ディナーのとこちょっと怖いような、不安からくる感じ。
全然さっぱりしていた。
所々にユーモアがあっていい。楽しく見てほしいというのを感じた。
会話が好き。
BGMそれであってる?って溶け込めてない音楽があった、それもきれいに作りすぎてなくていいかも。
アントン・イェルチンの声や話し方もいい。彼の演技が好き。「今日、キミに会えたら」を思い出した。
ジェーンもかわいい子だった。
最後はこの結末はわかってたけど、とてもいい終わりだった。彼女たちはフランスの夫婦は家族だった。
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