「強キャラ演出の妙」人魚姫 安田大作さんの映画レビュー(感想・評価)
強キャラ演出の妙
チャウ・シンチーの映画って実は一回も映画館で見たことなくて
ビデオで見るたびに映画館で見なくちゃなーとは思っててようやく見れた
毎回思うけどお金のかけどころとかドラマの力点の置き方とか感情の誘導の仕方とかが本当に見事で、勝手な憶測だけどピクサーとかマーベルみたいにマーケティングにマーケティングを重ねて徹底的な数値化の上完璧にプログラミングされた自動運転ではなく、職人的な勘で舵取りをしてる感じがしててなんか好き。
関西と関東で笑いの質って違って、国なんか違っちゃうと桁違いだと思うんです、壁の高さが。よくできてる外国のコメディなんか見ててもせいぜい「フフ」程度にしか笑わないし、基本映画館で声出すの抵抗あるし、わかってるんです俺みたいなキモい笑い声とかあげたくないので原則黙ってるんだけど、警察署のシーンはどうやっても無理。
お金のかけどころって言ったけど実はそれまで、とは言っても中国・台湾合作だし画的にまぁ、、、チープだよねってと思ってたら
終盤のある強キャラが無双するとこがあるんだけど素晴らしかった
思い出してみると少林サッカーもCGと実写の配合率が素晴らしかったのを思い出した
とにかく見てくれ
見栄の切り方がうーわー分かってんなーって思う
全然関係ないんだけど見た映画館でエンドロールになったら隣の隣位に座ってる男がスマフォいじり出しててまぁ別にいいかなと思ってスルーしてたんだけどエンドロール終わったあとに俺の後ろに座ってたおっさんがそいつにすごい勢いで近寄って食って掛かっててウケた。
なのでみんな映画館で見ましょう。
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