「クリスマスに一人で過ごすなんて、、、。」素晴らしきかな、人生 ポップコーン男さんの映画レビュー(感想・評価)
クリスマスに一人で過ごすなんて、、、。
予告編で見た感想と少し違った。
最愛の娘を亡くした主人公のウィル・スミスが絶望のどん底から色々な人の力によって再び立ち上がる物語。
見終わった人の中にはこの作品に現れる3人の俳優『死・時間・愛』は本当に存在しないと感じるかもしれない。
僕も最後の描写ではそうだったのかもしれないと感じた。
作品としては90分ちょいでよくまとめられていたと思う。
もう少し長かったらグダグダになっていたかもしれない。
見ている途中は「あんまり説明が無いんだな」と思っていたが、それを回収する布石だったんだねって感じ。
最愛の子供を亡くすなんて想像もできないし、想像したくない。
それでも世の中には同じ経験をしてしまった人がたくさんいると考えると非常に辛いと感じた。
ウィル・スミス自身も娘や息子と映画の共演があり『幸せのちから』はそこそこ良かった。シャマラン監督の「なんとかアース」は説明する気にもなれないが、、、w
脇を固める配役も豪華でヘレン・ミレンはやはり安定した迫力と存在感を示していた。良い役だったなーw
ラストは多くは説明しないが、ウィルの大粒の涙に持っていかれてしまった。
『スーサイド・スクワッド』ではデッド・ショット約が面白かったけど、しっとりとした役もできるんだからやはりドル箱スターだなと思ったw
大好きなアメリカのクリスマスはどこの家庭も笑いや幸せにあふれていて、そんな夜に一人で過ごすなんてのは似合わない。
やっぱりクリスマスの夜はこうでないとね。
ゆっくりと受け入れて、まっすぐ前を、上を向いて、胸を張って歩いていく。そんな作品でした。
最後に、、、、。
大企業のトップって言うのは、ドミノを積み上げて崩して帰っていってもクビにはならないのか、いいなーw
そのドミノも良い意味合いを表現されていました。