劇場公開日 2017年1月21日

  • 予告編を見る

「 一度行ってるので、シェルター用の長い地下鉄など懐かしい。  教室...」太陽の下で 真実の北朝鮮 えみりさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 一度行ってるので、シェルター用の長い地下鉄など懐かしい。  教室...

2021年8月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

 一度行ってるので、シェルター用の長い地下鉄など懐かしい。
 教室での挙手のしかたが可笑しい。学校はこんな教育だと、思考力、批判力は生まれないなー。
 子どもはキムチが嫌いなんだろうか。
 ピョンヤンだから、階層の高い人たちが住んでる。食事も豪華。
 地下鉄の駅とか結構お金かけて細部作ってる。確か、大理石とかよく取れるんだったか。
 映画は、主席ら好きだったし。巨大な映画スタジオに行った。
 リアリズムやドキュメンタリーという概念がない。メイキングの部分こそがドキュメンタリーなのだ。メイキングのときは、あの張り上げた声でもないし。
 通訳の人と話したことがあるけど、ウイットがあり、賢かった。
 パフォーマンスの日常のせいか。
 満面の笑みは作り笑いなのがわかる。
 勲章の数の多さが滑稽で、軍人の話は全くお馬鹿でしかない。寝かかっている少女を撮り続けるのは意地悪だが、あまりに演説が馬鹿馬鹿しいから、その気持ちはわかる。
 私は、共和国を悪く言う気持ちはない。アメリカに敵対している今の状況も理解する。それでも、主体性のない今のあり方は、私ならこの社会に住みたくないと思わせるものではあった。
 まだ戦時体制で軍事国家であることが言説からわかる。
 私もジンミみたいな優秀な子で、いろいろな役割をさせられたから思い出す。
 この映像は結局、共和国ではどういう扱いになっているのか気になる。
 何でジンミちゃん、最後、泣いてるん? 質問したからか?

えみり