ReLIFE リライフのレビュー・感想・評価
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青春の魅せ方が素直なラブストーリー
最近流行のSFっぽいラブストーリーだと予想していたが、ベタではあるが青春の魅力を素直に引き出した青春ラブストーリーだった。
本作の主人公はニートである27歳の若者海崎新太(中川大志)。彼は、会社で尊敬していた敏腕女性先輩が職場の醜い人間関係に巻き込まれて退職し事故死したことで、自分も退職して無職となり、悶々とした日々を過ごしていた。ある日、彼は、一年だけ青春時代やり直す社会復帰実験に誘われ、何気なく被験者になってしまう。17歳になった彼は、友達たちとの触れ合いを通して再生し、青春を謳歌していくが、次第に、1年という期限が迫ってくる・・・。
10年前に若返るという設定は、奇抜である。しかし、17歳に戻った彼の一年間は、恋愛、受験勉強、花火大会、文化祭、卒業旅行など、極めて有り触れた出来事ばかりである。しかし、その一つ一つが丁寧に描かれ、無理に話を大袈裟にせず、あくまで、等身大の青春群像劇になっているので、当時を思い出して、自分にもああいう時があったな、ああいう友達がいたなという感覚になる。素直に感情移入ができる。
二人の主人公が良い味を出している。頭は抜群に良いが人間関係は苦手な女子高生・日代千鶴役・平祐奈は、人を寄せ付けない鋭い眼差しが効いている。また、佇まい、笑い方、話し方で、人と接する時のぎこちなさを体現している。友達にはアドバイスが出来るが、自分のことになると奥手になってしまう新太役・中川大志は、オジサン臭い熱苦しさを好演している。彼らの不器用で直向きなラブストーリーは粗削りではあるが無限の輝きを秘めた宝石の原石のようであり、青春そのものである。一年という限定期間を考えて、告白を躊躇する新太の気持ちは、自分本位ではなく、相手を思いやる優しさに溢れたものであり、とても切なかった。
女性先輩を巡る、新太の社会人時代の厳しい現実は、働くことの厳しさを示すものである。しかし、働くことは、劇中の台詞にもあるように、“頑張ることを諦めない”気持ちで臨めば、決して辛いことばかりではない。達成感を十分味わえるものであることを、これから就職する若い人達には分っていただきたい。
実験を終えて、新太が選ぶ職業は納得のいくものだった。人との繋がりの大切さを知った新太が進むに相応しい道だった。本作は、ジェットコースターのようなストーリー展開はない。意外なラストもない。大感動、大号泣する作品ではない。しかし、青春の魅せ方が素直であり、等身大の青春に親近感が沸き、爽やかな余韻が残る良作である。
リライフ体験。
リライフ体験をして
いい仲間ができて
愛しい人も
やりたいことが見つかり
新しい仕事で…… 愛しいに逢った
こんなことあり得ないと思った
出来過ぎたstory
でも。和かな気持ちになった
仲間の絆がすばらしい
楽しかったです
非現実的なこういったストーリーはなかなかいいものですね。こんなことがあったらいいのにとか、もし自分がこんな風にやり直せたらと考える機会を設けてくれるから。
ストーリー的にもポンポンと進んでいくので見やすくてよかったです。
やり直したいな
これ見て思ったのは、学生生活やり直せるならやり直したい。
けど、何か変えられるのかというと、自信はない。
まぁ、このReLIFEの趣旨が、よくわからないけどね。
昔の自分の高校生活に戻るわけじゃないし、高校時代の気持ちを取り戻すっていうことかなぁ。
2度目の17歳。 想定外のキミとの出会いが、 俺の運命を変えていく。
2020年4月26日
#ReLIFEリライフ 鑑賞
学園モノ、青春モノ、人生やり直しモノ
人間関係はストレートで、すれてない純粋な高校生の会話が沢山あり、嫌な感じはまったくしなかった。サワヤカで健全です。
ReLIFEしたい?
#中川大志
#平祐奈
#高杉真宙
#池田エライザ
#岡崎紗絵
#千葉雄大
#市川実日子
惜しい
漫画、アニメ共に見た後での鑑賞ですが、このボリュームをこの時間にまとめたのは純粋にすごいし原作を知らない人からしたら多少薄っぺらくても筋の通った映画だと思います。一つ惜しいと思うならとりあえず一さらいやるのではなく1、2個イベント削ってでも重要なシーンに時間を割くべきだと思いました。キャスティングは良かったです。
不満なし
原作をスマホのアプリの無料期間で全部読んでから見ました。原作は全巻買おうかと思うほど面白かったので、映画のハードルも上がっていたとは思うのですが、全然違和感なく見れました。
設定も少し難しめでここまでやれたのはすごいと思います。
ありきたりな、超キラキラ青春物語
高校生たちがこの上ないキャストだったため、興味を持って観てみました。
設定上、中川大志さんが20代後半の役と、高校生の役だったのですが、髭生やしたりするだけでとてもうまく、演じ分けていたところが良かったと思います。
千葉雄大さんも、こういう役柄は似合っていました。
就活がうまくいかず、一度就職したもののあることをキッカケに辞めてしまう主人公の海崎新太が、ReLIFEで高校生に戻るという話なのですが…
発想はとても面白いです。
でも、あまりにうまく行き過ぎています。
1年テキトーに過ぎればいいとか言いつつも、海崎新太は他の人にどんどん干渉して、結局半年で他の仲間と同じくらい仲良くなる。そして、恋をして、青春の思い出を作って、それぞれの道へ進むために別れる。
観ていて楽しいのですが、出来としてはまずまずでした。特に、最後の旅行は海崎の詰め込みすぎスケジュールでグチャグチャに。
ツッコミどころは多かったですが、キャストと、自分が経験出来なかった青春を楽しむ分にはいい映画です。
青春の苦さ
若者の恋愛劇ではありません。
過去の経験につまずいたまま、ただ一歩を進むことに恐怖を感じてしまう人の、自分自身を乗り越えるドラマです。
ネガティブで繊細なテーマを、若さやコミカルさを交えてストーリー立てしているところが素晴らしいです。
繊細なテーマを描いていますが、主演の中川大志くんの演技が光り、素晴らしい作品になっていると思います。コミカルさも、人間の奥深さも、どちらも自然に表現できる素晴らしい役者さんだということがよく分かる作品です。
原作が漫画だからこそ難しそうな役どころの、日代役の平裕奈さん。原作のイメージどおりに演じてくれていて、最高でした。
実在したら、その場がしらけそうな役ですが、一生懸命に自分を変えようとする健気さを素直に演じていて、作品の世界観を作り上げていたと思います。
現在漫画が連載中、ずっと読んでいたので、イメージどおりの世界観が実写化されたところも高評価です。
全体的にはそこまで良くはない…
原作、アニメともに好きなので視聴。
いつも通りの実写化、という印象。
漫画、アニメだから通用したノリのコメディを実写でもそのままやろうとしたからすごく違和感がある。反面、シリアスな部分では等身大の少年少女を描けているし、そのなかに混じった異物である主人公たちも描けている。
全体的にそこまで良くはない、ふっつーに原作、アニメの方を見ておけ、といった感じではあるのだが、主人公の「人生につかれきった感」は原作を越えている。(原作だとあまり元の姿に年食った感がないので若返るシーンにインパクトがない)
そして原作がまだ完結してないからオリジナルの結末を用意しなきゃいけなかったわけだが、これがありきたりながらもいい感じに収まっている。
この2つの評価点を加味して☆3(凡作)程度。
そこがなければ駄作とするところだった。
さぁ肩の力を抜いて、今日も楽しい今を感じてみよう!
タイムトラベラー物大好物の私には、この際、話の中に少々無理難題が有ってもスルーしましょうって気持ちになる本作でした。
アニメ原作を知らないので、本作が何処まで、原作の良さを残しながら、実写として撮る事が出来たのかは判断出来ないけれど、爽やかな青春物、ラブコメでそれなりに楽しめる作品でした。
タイムトラベラー物は、やっぱり人気のフィクションですものね!
爽やかさや、楽しさ、登場人物のイキイキとした躍動感が画面に溢れていて本作はとても良かったです。
それにしても、自分も含めて、人間は誰でも、違う人生を生きてみたいと言う願望が常に有るようですね。特に今の人生が嫌やという事でなくても、様々な失敗や経験を積みながら生きる中で、今までしてきた選択と異なる選択をしていたら、人生は違っていたかも知れないと考える瞬間が誰にでも有ると言う事ですよね。だから、こういう作品が制作され続けるのですよね。
本作のテーマで有る、今を大切にして生きるって事、時を超え無くても、何時でも毎日が新しい
瞬間で、今日と同じ日は決して残りの人生には存在しないのだから、何時でも気が付いた時から
リライフする事は、誰にでも可能なんだよね。しかし、誰でも自己の本質は見え難く、特に欠点を克服するのは骨のいる事だからね。そんな自分の気持ちに少しの勇気を本作はくれるのだと思います。
本当は少し先にいる自分から、アドバイスを貰いつつ、今を精一杯に生きていけたなら人生はもっともっと生き易いのかも知れないね。
この高校生の仲良し5人組、千葉君を入れて6人組のハーモーが良い感じを出していて、何だか私もかなりずーっとずーっと前の学生時代時代を思い出してしまいました。
たまにはこう言う作品を観て日頃のストレスを解消するのもOKでしょうね。
もしも、私が人生やり直せるなら、小学校からイギリスでやり直したいかなぁ
「小さな恋のメロディー」観てイギリスに憧れを持ったからね!でも英国留学経験無しなのでね。
あなたがリライフ出来るなら、何時の何処へワープするのかな?そんな事を考えながらこの作品観ると更に楽しくなりました。
さぁ 今日の、この今の瞬間を大切にみなさんも素敵な日々を送って、楽しい映画との出会いが有ります様に!
以下、私の気に入っているタイムトラベラー物を表記してみますね。
先ずは「バタフライエフェクト」シリーズでは1が一番好きでした。「インターステラー」「ミッドナイト・イン・パリ」「ペギースーの結婚」「フィールドオブ・ドリームス」「タイムアフタータイム」「クラウド・アトラス」忘れちゃいけない「コンタクト」「キッド」に「ビッグ」
邦画では「東京少女」「晴天の霹靂」「バブルへGO」「ちょんまげ・プリン」
まだまだ、きりが無いのでこの辺で止めますが、時空間移動の作品って本当にファンタジーとして最高の作品が揃っていて面白いですよね!
ミスキャスト感
気に入られた方には申し訳ありません。あくまでも個人の感想です。
夜明さんは自分の中のイメージとかなりかけ離れていました。
とくに嫌だったシーンは、
墓前で、関係者がお参りにいらしている場にいながら、
ズボンのポケットに両手を突っ込んだまま突っ立っているところです。
ありえない行為…非常識ですね。そんな人嫌です。
私のイメージの夜明さんは礼儀正しい人なので、だいぶギャップがあり、萎えました。
直球の青春
何も考えずに見たが、とにかく爽やかな青春に打ちのめされた。
自分はこんなに良すぎる思いではないからか、とても深く突き刺さり、「あぁ、いいなぁ」と心から思ってしまった。
主役の二人がとにかく良い。
日代さん可愛い。
アニメ版全話視聴してから観ました。 小野屋杏が大きく改変されてるも...
アニメ版全話視聴してから観ました。
小野屋杏が大きく改変されてるものの、非常に良かったです。
墓参りのシーンはアニメ版11話目よりこの作品のほうが全然良いと思いました。
尺の都合とは思うけど研究所サポート課の描写をカットしていてすっきりしていた印象。全体的にさわやかでキレイにまとまっていてとても良かったです。
主演の二人が満点
自分は30代会社員の男で、コミック原作の映画はあんまり観ないんですけど、これはなんとなく予告編が気になり観てみました。
やー良かったです。
正直に言うと、冒頭から続いていた画面暗めのシーンから一転、井上苑子の曲にのせたオープニングクレジットが良すぎて、ここで早くも涙腺を刺激されてました笑
なぜ良かったのか考えてみたんですが、身も蓋もない話、やはりキャスティングですかね。
これが福士蒼汰と土屋太鳳の主演映画だったらここまで感動してないと思います。別にあの二人が駄目というわけじゃなく、売れっ子の宿命で、似たような青春映画に似たようなキャスティングだと、どうしても新鮮味が薄れて興を削がれてしまうからです。
中川大志と平祐奈、まだビッグネームになる手前のこの二人の今しかできない初々しい演技を観れた気がして、よりグッときました。
ニートのわりに良い部屋すんでんなーとか、花火大会って昼から集まるか?とか、そもそもリライフ研究所って完全に違法だろ。あ、神さまだからいいのか?いや神さまにしては設定が面倒くさすぎる!とか、そんなちんけなつっこみが恥ずかしくなるくらい、イキイキした映画でした。
最近のお仕事挫折ものでいうと、「ちょっと今から仕事やめてくる」より断然こちらがおすすめです。
やたら観易い安心感覚映画。
自分はかなり前に就職したおっさんですので、若者向けの学園ドラマは合うかな〜?と思って鑑賞。すんなり入れたし前半から楽しめたのにはかなりビックリしました。
27才のフリーターである主人公が若返って高校生活にリトライする訳ですが、27才迄の経験値そのままに生活する行動が共感出来、これが既に社会人の私としてすんなり入り込めた理由だと思いました。
主人公そりゃ学校にタバコ持って行くわなw
MDプレイヤーも懐かしい。
もう少し、若返りのギャップ観たかったです。
(花火大会で間違えてビールを買ってきちゃうとか、コンビニ内のエロ本コーナー行っちゃうとか色々出来たはず。)
また、嫌味な奴が殆ど出て来ない。これも観やすい映画の理由かと。
後半、もう一つのネタバレがあるのですが、コレはコレでダラダラせずに楽しめた理由でもありました。
最後の終わり方も良かった。
(昨年大ヒットの映画にも似てますが)
そりゃReLIFEしたくなる。
休日のゆっくりした時間チョイスして正解だった映画でした。
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