「心の葛藤」私に構わないで 豆さんの映画レビュー(感想・評価)
心の葛藤
東京国際映画祭
ある家族の中の主人公の心の葛藤を描いた作品。
父親:日本でいえば昭和的な頑固親父。偏屈で近所の人からも少し怖がられている。のちに脳卒中か脳梗塞で寝たきりに…
母親:一応、夫の言うことは聞くが夫が倒れてからは介護は汚いし育ててやった娘の仕事だと決めつけ、全くやらない。文句だけは人一倍言っている。しかも夫が倒れてからは自由になったと喜んでるようにも感じられる。
兄:おそらく発達障害。仕事もそれを理由に働かない。
妹(主人公):父親が倒れてからは全てが自分に… 唯一の働き手(収入源)、父親の介護(オムツ交換は娘の仕事だと母親に言われる)
もともと人付き合いが苦手な主人公。誰にも頼れず、どんどん鬱積していく気持ち。別の何かを求める心情などをクローズアップしていく。
観ていてやりきれない気持ちと家族に対し腹立たしい気持ちなどが、ぐるぐると襲ってきました。
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