「病院で殺ろう」ホワイト・バレット 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
病院で殺ろう
警察との銃撃戦で頭部に銃弾を受け病院に搬送されち強盗団の男。人権を主張し、手術を拒否。
説得し、手術を受けさせようとする女医。
男を見張る刑事。
前半は三者のやり取り、思惑、睨み合い。緊張状態が続く。
刑事が男から一味の連絡先を聞き出すが、それは男が一味と連絡を取る罠。一味が救出に向かう。
遂に拮抗が崩れた。後半は病院内で繰り広げられるスローモーションとケレン味たっぷりの銃撃戦…!
香港ノワールの雄、ジョニー・トーが2段構えで描くサスペンスとアクション。
スタイリッシュで哀切漂う作風が持ち味だが、同室の老人男性やスローモーション銃撃戦も何だかちょっとユーモア感じられる。
ジョニー・トー・ノワールにしては新味。
コメントする
