君の膵臓をたべたい(2017)のレビュー・感想・評価
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感動の一言
友人に勧められ、今週で上映終了してしまうということもあって、初めて1人で映画を見に行きました。感動できるということは百も承知で鑑賞してきましたが、想像以上の出来の良さに感動して最後の方は涙が止まりませんでした。元々原作を読んではなく、映画をみた後に本屋さんに駆け込んで原作小説を購入しました。小説もまた映画の内容とは一部違うところや、小説なりの魅力があって涙が止まりません。本当に見に行ってよかった映画だと心から思います。
浜辺美波が素晴らしい
「屋上屋上屋を架す」になるとは、思いますが、浜辺美波さんが、素敵だったので、コメントさせていただきます。 この映画を観るまでは、彼女のことはまったく知りませんでした。けれど、映画を観て、衝撃。なに、この女の子!凄過ぎ。 お盆が終わったある日の午後のこと。 それ以来、8回、映画館に足を運ぶことになる。もちろん、映画が最高だったこともありますが、浜辺美波さんの演技に感動したかったからでした。 彼女に関しては、多くの方々がコメントしていますので、今更ではありますが、それでも言いたいですね。 凄いぞ、浜辺美波! 調べてみましたら、キャリアは6年。ぽっと出の新人さんではなかったのですね。原作は知っていました。名前だけは。最初の映画の後、直ぐに原作を読む。コミックも読む。 映画は、115分という時間の中で原作の持ち味を損ねることなく、その言わんとすることを、十分に映像化していたと思います。 そして、山内桜良という女の子の限られた人生、時間を見事に演じた浜辺美波さん。笑顔、笑顔、不安、悲しみ、でも喜び。小悪魔。色香を感じさせる大人の女。ピュアな普通の高校2年生。それを、実に見事に表現してくれています。色々と、言う方がいますが、僕にとっては、名優ですね。主人公と等身大の浜辺美波さんが主演のこの映画を観れたことは、ラッキーでした。僕より、遥かに歳下の女の子ですが、憧れすら感じさせてくれますね。 最後にもう一回、 凄いぞ浜辺美波!
素晴らしい
映画館で鑑賞。 主演の浜辺美波さんに注目していたので見たのですが、素晴らしかった。 「余命いくばくかの~」的なストーリーは数多あれどこの作品は全く新しい価値を付加しているように思います。 「根暗で他人に興味がない人」をこの作品以上に肯定してくれるストーリーはこの先10年以上出てこないのではないでしょうか。 この作品に救われた方も多いように思います。 映像もとても美しかったです。 泣きたい時、儚い美しさを見たい時はぜひ。 原作にはない数年後を主軸にすることにより世界観を広くすることにも成功しているかと。 久々にスッとしみこむ作品に出会えました。 最近泣いていない人はぜひ☆
2017-56
ハンカチ2枚あってよかった。 劇場つくちょい前から雨が降りだして、頭にハンカチ乗っけて走りました。 雨に濡れたハンカチで涙をふくのが嫌だったので、ファミマで無印のハンカチを買ってIN。 これが最良の選択でした。 家だったら北村匠海くんくらい、泣いてる。 なぜかノドが痛い😭 最初、高校生がお泊まり🤔とか思っちゃう、アラサーオババ目線の自分も確かにいました。 永遠でない命。 わかっていても、わかっていない毎日。 だから楽しいことしよう、惜しんじゃいけないと思うんです。 好きな人に好きって言おう。 行きたい場所に行こう。 限りある残りの人生は、長いかも短いかもわかんないんだし。 だからわたしは今日も好きな映画をみよーっと。
悲しいけれど幸せ
少年と少女の物語 少女は膵臓の病気で長くは生きられない 余命わずかな少女なのに明るく前向きに生きる姿に感動し その少女に出会ったことにより 内気な少年が心を開いていく姿が とても良かった 2人のやりとりが 微笑ましくて心がキュンとなりました 北村匠海君がとても良かった これからの彼の演技にも注目したい
お家で一人で観たかったくらい泣きました。
少女漫画のヒロインのような女の子に、根暗なクラスメイトくん。 二人の演技がすごく良かった。 大切な人を亡くしている人にはキツイ程、生きたいのに生きられない人の本音が覗けたり、人間の、どんなに辛くても強がって、そう見えないように頑張ってしまう部分とか、たくさんの感情がわかりやすく表現されていてすごく良かったです。 お家で一人で観たかったくらい泣いてしまいました。
傑作少年映画
前半は冴えない男子に積極的に迫る女子を描いたただの少年映画かと思ったが、哲学要素を入れてきたので四階級特進。 なぜ人は生きるのか。 なぜ今ここに自分はいるのか。 他人を求めるのか避けるのか。 こういった疑問に一定の答えを与えてくれる。(一部不服だが) やはり哲学はいい。
原作のイメージを壊さない仕上がり
原作を読んだ後に観ましたが、原作のイメージを壊さない仕上がりになってました。 主演の二人の声が特に良い感じ(^^) 単なる難病のお涙頂戴作品ではなく、爽やかな青春群像。
とても泣ける話
高校生の純愛と友情をテーマにした話。話の展開としては少し予想外なところもあるけど基本的にはベタ。人が死ぬのをテーマにした話は相当しくじらない限り泣ける。この映画もその例に漏れない。特に学生時代が舞台だとその純朴さがさらに際立つし、現実味もそこまで失わない。 ホントに綺麗な話。
素晴らしい映画
とっても素敵な映画でした。音楽やキャストの方々など、うまく合わさりよかったです!是非劇場で見ていただきたいとオススメできます。 どなたががおっしゃっていましたが、自分も桜良は彼が送った最後のメールをグラウンドの横で見ていたと考えています。
泣いた
この映画に1800円払ってしまった自分に。 ヒロインの演技が残念すぎて、 そこばっか気になってしまった。 そのせいか泣けもしなかった。 早く終わって欲しいと思って観てた。 高評価多くて期待していただけに残念。
誰もが
2005年の春、わたしも絶対安静宣告を受けた。 たった1本の電話で、いつ心臓が止まってもおかしくないと告げられた。 膵臓が腐っているヒロインのように。 いつ死んでもおかしくないと告げられた。 10年経っても生きていられるのは、また別のお話。 ただし、ひとは余命いくばくもないと告げられたほうが清らかな心になるようだ。すくなくともヒロインと私はそうだった。 神様は、ひとの余命を数字で書いてくれていればいいのに。 そうしたら、ひとは残りの時間をたいせつに生きるのではないだろうか。 不謹慎とは思わない。 死が間近に迫っているという実感を当時も得られないままだったのにもかかわらず、すこし気が楽になっていた。たぶん。 高い自殺率。死亡理由のトップが「自殺」の国・日本。 生きていたくない国なんだろう、たぶん、日本が。 希望のない・幸福でない・生きていたくない場所。それが、日本。 死ぬのがこわいと思うのは、死後どうなるのかわからないからだ。 それだけだ。 映画は、「誰もがこういう運命になりえる」と思うし、また、こういった物語は過去から未来まで同じように続く。 でも、誰もが「まさか」とも思っているにすぎない。 けれど、わたしは、もう期待していない。明日が来ることにも生きることにも。運命にも。 うなだれているのではなく、冷静に客観的に分析して、結論付けただけのことだけれど。 「世界の中心で愛を叫ぶ」「君の名は。」を思い出した。 ネタバレうんぬんではなく、物語の性質として。 たくさんのことを考えていると、膨大な量の情報処理をしているような気分になる。多角的に多面的に。 内容? 自分のことについて。深く考えている。それだけ。 でも、忙しいほうがいいんだと思う。わたし個人としては。忙しくしていれば、そのことに集中できる。そして、達成感を得られる。ささいな喜びだ。 これは、恋愛とは切り離したコメントだ。ここから恋愛のことを読み取ろうとしても徒労に終わる。 映画を恋愛としてとらえるかどうか、それは映画をみたあなただけの楽しみとして残しておこう。 2017.09.01記
改めて思い知らされる1日の価値
原作未読ですが、予告を何度も見ていたので、桜良が死ぬことは予想してました。それだけに、桜良の屈託のない笑顔と前向きな生き方に触れれば触れるほど、背後に忍び寄る死を感じ、切なくなりました。「この子の時間をこのまま止めてあげたい」と何度も思いました。それなのに、予想外の突然の死。裏切られました。悲しすぎます。でも、そうなんですよね。人生にシナリオなんてないんです。余命宣告は余命保証ではないのです。「1日の価値はみんな同じ」という言葉の意味を思い知らされました。 命を大切にするって、今を大切に生きること。そんなのこれまで何度も聞いたことがあります。でも、この作品からは、今を大切に生きるって、どういうことかを教えられた気がします。それは、誰かと心通わせること、不安や恐怖や迷いと向き合って、一つ一つ自分で決断していくこと。今からでも、そんな生き方を心がけようと素直に思えました。 そんなふうに思えたのは、僕と桜良の間に恋愛感情が芽生えつつあったとは思いますが、最後まで恋人同士にならなかったおかげかもしれません。安っぽい恋愛感情からではなく、互いに敬意をもって大切な人として見ていたからこそ、生きることの重みが強く伝わってきたのだと思います。 残念ながら桜良は死んでしまいますが、「桜は散ったふりして咲き続けている」の言葉どおり、12年後の僕と恭子へのサプライズ。膵臓を食べませんでしたが、僕と恭子の中に桜良はずっと生き続けていくのでしょう。それは、この作品に出会ったすべての人の心の中にも言えることかもしれません。 それにしても主演の2人の演技は本当にすばらしかったです。とくに浜辺美波さんの透明感のある演技と声は、本作になくてはならないものでした。北村匠海くんも、人に対して少しずつ心を開く僕を熱演していたと思います。ついでに言うと、ガム君もいい味出してました。ストーリーもテンポもキャストも音楽も、すべてがうまくかみ合った、おすすめの1本です。
難病映画あるある
確実に一年後に自分が死ぬのをしっている登場人物が 今までのしがらみのある肉親や親友やソウルメイトとの魂の交流を深めずに 新たな人間関係を作って深めていこうとするのが 僕にはまったく理解できない 自分が死んで心から悲しむ人できるだけ少ない方がいいじゃない なんで悲しむ男の子を1人増やすの?? 自分が生きてきたって爪痕残したいの?? それならボランティア活動とかいっぱい選択肢あるよね?? 観てる人を感動させたいがための ペラッペラのつくもののおはなしじゃないの(実話だったらマジイヤだわ) 星マイナスがあったら喜んでマイナス100くらいつけちゃうクズ映画 あー あと主演女優の演技もクソ たぶん女優さんのせいではなく 観てると監督さんからの演技指導があったぽい気がするが(死を面しても明るくふるまってねー的な) 浅すぎるよーー
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