君の膵臓をたべたい(2017)のレビュー・感想・評価
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病気物、恋愛映画の鉄板を打ち砕いた作品
U-NEXT、見放題リストにあったので再鑑賞。
5年前の作品、月日の経つのは早い。
いつもは映画公開後に原作小説を読む
パターンが大半なのですが
ホラー映画なの?と
タイトルだけを聞くと驚きましたが
そのタイトルに涙するという
キャッチコピーに興味がわいて
原作本を購入、公開前に読破しました。
君の膵臓をたべたい
なるほど、そういう意味だったのか・・・
この言葉の意味を知ったとき、
最高の愛情表現だなって思いまいした。
自分も言いたいし、愛する人に言われたい言葉。
ストレートに伝えてしまうと・・・
はぁ??となりそうですが(笑)
小説と異なる展開、オリジナルストーリーが
この作品に組み込まれています。
原作にはない、12年後のエピソード。
原作を読んだ人も楽しめるかなと。
ただ、今回は原作を読まず、
映画初見のほうが個人的には良かった。
いつも通りのパターンで鑑賞すれば
よかったと後悔しています。
原作で2~3行で語られた
衝撃的な展開(もちろん映画にもあります)
映画冒頭にも伏線がありましたが・・・
何も知らず、映画を鑑賞をすることをお薦めしたいです。
余命わずかな彼女に訪れた・・・あっ、ネタバレになるかな。
まさかあんな展開になるなんて予想していないし
心の準備が整ってない段階で突然の・・・
心の喪失感が半端ないですね。
復帰するまで1か月要するのも分かる。
僕と桜良の関係って、恋愛というよりも
男女の友情に近いかもしれない
お互いが相手の事を憧れの存在としてみているし・・・
心を通い合わしながら、
最後に二人が相手に伝えた言葉が・・・
こんな出会いしたいなぁ~
ヒロイン役の浜辺美波
広瀬すずを最初に見たとき(海街Diary)の
衝撃がありました。
今後、大活躍しそうな予感がしたんだよなぁ~
現在までの活躍、目利きは間違いなかった(笑)
原作未読で観賞しました。若い二人のきらきらした演技が素晴らしかった...
原作未読で観賞しました。若い二人のきらきらした演技が素晴らしかったです。小栗旬さんのおさえた演技もとても良かったです。40代後半の自分にもグッとくる考えさせられるセリフがいくつもありました。
エンディングのMr.Childrenの曲が映画の余韻をより感じさせてくれています。良作です。
余韻が。。。
まずタイトルで気になって小説でも人気と書かれていたので観に行ったのですが、物語全体はすごく感動しました😭😭余韻とゆうのかなんとゆうか夜も眠れない感じでヒロインのさくらさんの声やセリフを思い出すだけで泣いちゃいます。彼女の演技力には本当に驚かされて16歳と知った時はすごいびっくりしました(笑)
膵臓の病とゆうことで僕との秘密の共有をしてる様子や2人で旅行に行ったり、真実と挑戦ゲームをしたりとほんとに終始涙が止まりませんでした!!死ぬまでにしたいこととか言っていた時は本当に自分でもみていて限界でした。。彼女の笑顔や声、この映画を観て浜辺美波さんを大好きになりました!ほんとうにオススメの映画です!!!!
私はやっぱり君の膵臓がたべたい
原作を読んでいたのでスイパラのシーンぐらいからもうずっと泣いてました。大号泣でした。主演のお2人がほんとに素晴らしくて大正解だったかなと。最初は12年後いるかな?って思ったけど小栗旬も北川景子も流石だなと。邪魔せず、そっとあの作品に色をつけてました。最後のセリフに鳥肌が立ちました。あの声素敵です。原作を読んでからみてよかったです。また読み返したくなりました。
感度する話
本でも読んでいたのですが、
久しぶりこんなに心を響かされ
映画も観に行ってきました。
物語を知っていたせいか
終始涙が止まりませんでした。
名前を呼ばれる特別感
ささいなことの幸せ
生きる幸せなどを感じられる作品です。
いいかげんにしてほしい。
まるでホラー映画のようなタイトル。ヒロインの浜辺美波の明る過ぎる末期患者。同級生を巻き込んで、無理難題を押し付け困らせて
振り回す。死ぬ死ぬと言い過ぎる。病気で死ぬからといって何をしても許されると思ったら大間違いだ。ヒロインの親がなかなか登場
しないのも違和感を感じるし、小林麻央さんだって最後まで生きようと努力していたのに
変に明るく振る舞うヒロインに共感も同情も
できない。身勝手な彼女が通り魔に殺されて
しまっても全く泣けず、ずいぶんあっけなく
死んでしまったのかとただ呆れるだけだ。
もう頭が痛くて気持ち悪い映画でした。
浜辺美波という才能の塊
とにかくヒロイン役の浜辺美波がすごい。男は全員悩殺される。なんていうか「自分の魅せ方を分かってる」っていう感じの演技だった。これほど魅力的な演技ができるのに彼女のことを今まで知らなかったことが驚き。浜辺美波と北村匠海の日本アカデミー賞新人賞受賞が決定したなと感じた。
恋愛なのか恋愛じゃないのかわからない2人の関係の曖昧さが最後のシーンを際立たせていた。今まで見た映画の中で一番素敵なラストシーン(言葉)だったと思う。
少し引っかかったのは小栗旬と北川景子が必要だったかなというところ。大型作品なので有名な俳優を使いたい気持ちはわかるが、若い2人が想像以上に良かっただけにもっとそっちを見たかった。あと矢本悠馬の12年後が上地雄輔は流石に無理がある。
主題歌のMr.Children「himawari 」も作品にマッチしていてよかった。特にCメロは「僕」の弱さとかずるさとかをうまく歌詞で表現していて鳥肌モノ。
眩しい
浜辺美波ちゃんが眩しすぎる!
が、なんだかミスキャスト&セカチューぽさがチラホラ。今回は若いキャストで頑張ればよかったのに…と思いました。
ちょっと前半がタルかった。
浜辺美波と、最後のセリフのためにある2時間。
タイトル以上に秀逸なセリフは、"ガム、食べる?"
ミーハーにとって、こういう"泣き"のお約束作品は観ておかないと、あとで後悔する。"アレすごく泣けたよね"という会話に付いていきたいからだ。
唐突な書き出しで恐縮だが、そんなミーハーのくだらない動機さえも、"ヒトとの距離感を保ちたい"という意義…に変えてくれる(笑)。実に懐(ふところ)の深い映画なのだ。
"ヒトと関わりを持つこと"が、この映画(小説)の重要なテーマになっている。人が人と心を通わせること、交わること、わずらわしいと思ったりこと、それらすべてが、ヒロイン・山内桜良の、"生きている証"だという。
だからこの映画は、単純に病気のヒロインが、若くして亡くなるから悲しいのではない。大切なヒト、いつまでも心を通わせていたいヒトが、永遠であってほしいものがなくなってしまうから、悲しいのである。
人はいつか死ぬ。皆いつか死ぬ。余命1年のヒトより、健康なヒトがあした事故で死ぬかもしれない。そんな"死生観"をやさしく教えてくれる。だから、ヒロインは病気で死ぬわけではない。年齢にかかわらず"死生観"を持つことの意義をさとしている。
"現在進行形"だった原作小説を、映画では"回想"にしてしまった吉田智子の脚本がいい。12年後を予言していたかのような桜良のセリフや日記、遺書がよりドラマティックになる。
12年後の親友・恭子を演じる北川景子のクライマックスシーンが一発勝負だったというが、アドリブでつぶやいたセリフと聞くと、また泣けてくる。
ヒロインの桜良を演じる浜辺美波の底抜けの明るさが、悲劇的な結末と鮮やかなコントラストをなしている。だから妙なすがすがしいを残す。また主人公・僕(北村匠海/小栗旬)のネクラとも対比関係になっている。ようやく陽の目をみた彼女も東宝シンデレラであるが、東宝はシンデレラを選び過ぎて使いこなせていない。東宝が独り勝ちすればするほど、多くは飼い殺しに見えなくもない。
このタイトルで涙するなんて嘘だろ、と思っていたら、まんまとやられる。実に名言の多い作品で、もっとも秀逸なセリフはやっぱり"ガム、食べる?"でしょ。
(2017/7/28 /ユナイテッドシネマ豊洲/シネスコ)
真実か挑戦か
タイトルに惹かれたのとレビューでの高評価が気になり公開初日にみて来ました。原作は読んでないので予備知識と先入観はなくみれたと思います。
クラスで人気の女の子と存在感の薄い根暗な図書係の男子が病院での出来事がきっかけで距離を縮めていきます。その女の子は余命1年の膵臓の病気を抱えていました。でも表面には一切出さずいつも周囲に明るく振舞っており誰もその事実に気づきません。知っているのは家族とその男の子1人だけという設定で話は進みます。
12年の月日が経ち男の子は母校の教師となり図書館の本の整理を任されますが…
なんと言っても浜辺美波の演技に引き込まれたそんな作品でしたね。内容に関しては少し物足りなさを感じました。
明日はいよいよ東京喰種が公開されるので久しぶりにハシゴしたいと思います。
演者さんはとても良かった
原作は読んだうえでの鑑賞。
悪くはない。悪くはないが。
ありきたりな言葉で感想を述べるなら「普通」。
さくらを演じた浜辺さんは原作のイメージ通り過ぎてスゴいなと。
他のキャストの皆さんもそれぞれ違和感なく、見れました。
ただ、映画になったことでどこか1つでも原作を越えたものがあるかと言われれば、浜辺さんの可憐さしか思い付くことがない。
大人になった主人公が過去を振り返るという形は、映画にする以上必要なことだったのかもしれない。ですが、大人になった恭子の結婚式の下りは蛇足だと感じます。
さくらの死から12年という長すぎる時間が経過したあのタイミングでの「友だちになってくれませんか?」はさすがに人間として成長してなさすぎるんじゃ。
君の膵臓をたべたいんじゃなかったのか主人公は。さくらのようになりたいと願った人間と、さくらの親友だった人間とのその後のストーリーとしては、あまりにも繋がりに欠ける話だと感じました。
原作に近いエンディングにはできなかったのだろうか。。
切ない。
住野よるのベストセラー小説『君の膵臓をたべたい』の映画化。原作は未読の状態で映画を見てみました映画化に際して、原作にはない12年後と言う設定を追加し、「僕」は教師になっています。
タイトルだけ聞くと、ホラーかと誤解しそうですが、中身は、切ない純愛のヒューマンヒストリー。最後の方になって、“君の膵臓をたべたい”の意味が分かります。
泣く。泣きますよ、これは。だってねぇ、桜良は、いずれは死ぬ運命な訳ですが、実際の最後は・・・。そう来るか、と言う訳ですよ。「僕」が一か月立ち直れないのも、良く分かります。高校生くらいの男子にとって、スイパラで女子と待ち合わせるって、ねぇ。当然、好意は持っているわけですよ。それがね・・・。切ない。
そして、桜良を演じた浜辺美波が良い!桜良を演じるために出てきたような女優さんですね。これでまだ16歳だとは、末恐ろしい(笑)。一番いいのは、彼女の笑顔かな。その笑顔と、そして、桜良の「僕」との再会を楽しそうにして一瞬があるが故に、桜良の最後がより衝撃的に感じます。
あとね、ガム君。良いです。彼がいたから、「僕」は高校時代を乗り越えられたんだと言う事が、良く分かります。良い奴だよ、彼は。
プロダクションノートによれば、ほぼラストの「僕」が恭子に桜良の手紙を届けるシーン。これは、北川景子にとって、手紙の内容を初めて聞く一発勝負のシーンだったらしい。「なんでこのタイミングなのよ、バカ」は、アドリブだとのこと。
いやぁ、切ないな。思い出すと、泣きそうになるよ(笑)。
高校時代に死にそうだった友人はいませんが、実は私自身、「僕」が言われたのと同じ「自己完結型の人間」とか、「もっと人と話をした方が良い」とかは言われたことがあります。「僕」の感じている事、思っている事、考えていることが心情的に分かったので、余計にグッと来たのかもしれません。
[2017/08/12追記]
原作も読んてみました。わたし的には、原作よりも映画の方が好きですね。原作は、桜良が居なくなってから、どうやって物語の最後までもっていくのかを苦労した感じがアリアリ。一方映画の方は、時代が経っていると言う事もあり、よりスムーズに最後まで行っている感じです。
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