「キツい 25分でギブアップ」君の膵臓をたべたい(2017) kkrさんの映画レビュー(感想・評価)
キツい 25分でギブアップ
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クラスのモブ男子が、クラスで一番人気者の女子の秘密をその子の目の前で偶然に知ってしまったというだけで、なんでその女子が急にモブ男子を追っかけ出すのか。開始早々この意味がわからない設定に早くも退屈し始めた。
しかもこの女子の、人を振り回す系の我儘タイプにはついていけない。
結果、25分見てギブアップ。
青春の履き違えにも程があるってレベルで、酷くネジ曲がった感性で描かれたエセアオハルモノ。例えばSFはそもそも非現実だから問題なく受け入れられるが、この映画のような現実に近しい殻を被った非現実は見るに堪えない。
突っ込みどころ満載の中から強いて突っ込むなら、序盤、モブキャラの目の前に偶然女の子の秘密ノートがバサッと落ちてきて、1ページ目をしっかり読むだけの時間があって、女の子が「それ私のノート♪私の秘密知っちゃったね♪仲良くしてね♪」。この全てが言わずもがな非現実。
こんなモノでウキウキしてしまう人ってのは、まともな青春を経験できなくて、挙句の果てに妄想に浸るタイプの人だと、偏見ながら思ってる。
キショい映画だ。劇場で観なくてよかった。
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