「切ないけど 幸せな気分に」君の膵臓をたべたい(2017) birthさんの映画レビュー(感想・評価)
切ないけど 幸せな気分に
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平日の昼間に鑑賞
思っていたよりも人が入っていて
カップルが多いのは分かっていたけれど
年配の方が多くてびっくりした
この映画 桜良の亡くなり方の受け止め方で かなり評価が分かれるのでは?
こんなのルール違反 デタラメ って意見も分かります
ただ僕に関しては 桜良の「誰でも一日の価値は同じ」という言葉から 作り手の人たちが 「明日のことなんて 誰にも分からないから 今という時を大切に生きよう」というメッセージを込めている作品なんだろうなぁと思って観ていたから 驚いたけれど違和感は無かった 逆にそのメッセージをより強く感じることが出来た
現実の世界でも 今という瞬間しか確かなものってない気がするし
実現できなかった桜良の最後のしたかった事・・・「僕」と満開の桜をみること
桜良と12年後の「僕」が図書館の窓から満開の桜を見るラストシーン
桜良と「僕」が心の奥底から通じ合っていたことを知ることができるラストシーン
たまらなく切ないけれど 幸せな気持ちになれた 優しい気持ちになれた
少しでも もう少し頑張って 今を大切に生きようって思った
そんな思いを抱かせてくれたこの作品と出会えて良かったです
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