「過去から届くメッセージ」君の膵臓をたべたい(2017) erieeさんの映画レビュー(感想・評価)
過去から届くメッセージ
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思ったほど泣けなかった。
誰もが想像するであろう展開…
不治の病で余命わずかな同級生の秘密を知るのはただ1人、クラスの中で地味な図書委員の彼。
人と関わる事を嫌う彼に桜良は図書委員に立候補し2人の時間を作る。
死ぬまでにしたい事を実行する為2人で旅行した。
病は進行し桜良の体調も思わしくないのだが、2人で桜を見ようと待ち合わせた…が…
ここで急展開。
通り魔に刺され死亡⁈
そんなバカな!
せめて元彼君の逆恨みによる殺害とかにしてよ…
一気に冷めた。
でも、春樹が後で言ってたね。
甘えてたって。
確かに、病死だと思ってた。
死ぬまでに時間がまだあると…
当たり前に明日が来るなんて保証はどこにも無いってこと痛感したね。
桜良は自分の余命を知っているから遺書を書いて図書館に隠すことができた。
偶然など無いと桜良が言ったように選んで生きて来た結果の必然なのだろうか?
春樹が教師として母校に赴任し、思い出の図書館で図書整理をし、手紙を見つける事も必然だったのか?
しかもその日が恭子の結婚式。
かなり出来過ぎた話だ。
大好きな人の一部となり生き続けたいと言う思いが「君の膵臓をたべたい」なのだ。
小説を読んでみたいと思った。
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