「浪漫の塊」MERU メルー もりりさんの映画レビュー(感想・評価)
浪漫の塊
登山ドキュメンタリーというより、ヒューマンドラマ
自分の命だけならまだしも、
奥さんや子どもなど背負っているものがある。
それでも危険な山に登り続ける。
仲間は皆死んでいった。本気で死と隣り合わせの山登り。
何が彼らをそうさせるのか。
これがまた浪漫というか。
ぶっちゃけてしまえばただの岩。
しかもそんなに金も名誉も手に入らない。
しいていうなら、現時点で誰も登ったことがないというだけ。
それに命を懸けて登る。しかもただ登るだけでは足りないらしい。
あえてリスキーな重病人を連れていく。普通じゃない。
だからこそ心に来るものがある。
え?しかも今の奥さんは、死んだ友人の未亡人だったって?
いやはや…超越していて、なんといっていいか。
けど、素敵なものをかんじたことだけは確か。
このくらい色々な価値観があっていい。
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