「緊張感が止まらない」ドント・ブリーズ 夢見る電気羊さんの映画レビュー(感想・評価)
緊張感が止まらない
家に侵入した若者が盲目の老人に追われるというあらすじを見た時、はじめは簡単に逃げられるのでは?と思っていた。しかし、これだけ狭い中で、しかも相手が盲目というハンディキャップがありながらも、何度も絶望的な状況に追われるという状況の作り込み、手の混みようは本当に感嘆する。辛くも脱出できたかと思えば、次の瞬間には再び絶望の底に叩き落される。
これほどまでに緊張感をしいられる作品も、なかなかない。見た後は、本当に疲れ切ってしまった。
程よい緩和と絶望感の繰り返しが、エグい映画だった。傑作。
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