思いやりのススメのレビュー・感想・評価
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気楽に見れるナイスムービー。
気楽に見れる90分映画。
車椅子少年と介護士。2人のロードムービーが心地よい。
途中乗車する人たちと話が混ざるのもいい。
ラストはきっちり笑ってにっこり。好きだ。
こういうポール・ラッドは最高。
思ったよりポップに観れる
この手の映画に多くある感動の押し売りみたいなものがないです。とてもユーモアがあり、すごくテンポの良い作りでした。内容としてはロードムービーにありがち内容を詰め込んだような形ですが、王道感が心地よい。
ちょっと笑えて、ちょっと感動する。心が疲れたときにまたみたいです。
良い作品
週末のんびり観るには最適だった。
なんだか一緒に車に乗って移り変わるアメリカの広大な景色を楽しんだ気分。
難病はもちろん幸せではないし、介護は大変なのだけれど。
健康であっても20年生きられないこともある。
それを思うと、毎日大切に生きなくてはなぁ、と。
これは普段忘れがちなこと。
良い部分だけが切り取られた作品ではなかったが、さりとて深刻な部分も多くはない。
ちょうどいい、と言ったら変かな。
いろんな人と出会って助け合う、アメリカでもそんなことは減っているのかもしれないが、トレヴァーがいたからこそ出会えた人達。
邦題はいまいちだけど、人を思いやる気持ちは大事だね。
人生は◯◯だ?
Netflixやるな〜これは良い映画だった!ロードムービーではあるけど、ありがちな展開ではなかった。
難病を患う少年と心に傷を負った男の友情、少年と旅で出会った女性の一瞬のロマンスもニヤリとする。
少年と男の心が通じ合う過程が少し雑な気はするけど、エンディングまでの展開は良くて総じて好みだった。
【”艱難辛苦汝を玉にす。可愛くない子には旅をさせよ!”心に深い傷を抱える男二人の旅立ちの記。】
■ALOHA
・ASK
・LISTEN
・OBSERVE
・HELP
・ASK AGAIN
という言葉を習いながら、”ある出来事のために”作家の筆を折った、ベンジャミン(ポール・ラッド)は新米介護士に。
ーこの言葉、介護士ではなくても、万民に必要じゃないか・・。-
<Caution! 以下、少しストーリーに触れています>
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ベンの初仕事は3歳から筋ジストロフィーになったトレヴァー。(クレイグ・ロバーツ:素敵な若手俳優見つけた・・)
体は不自由だが、頭は切れる相当なヒネクレモノである。
この二人が”お下劣ワード”を連発しながらも、徐々に打ち解けていく。
大銀行の支店長の母、エルサ(ジェニファー・イーリー)はベンに”あの子が介護士に心を開いたのは貴方が初めてよ・・”
トレヴァーは、アメリカのダサイ名所マップを見せる。赤い星印がついた地点の名前は「世界一深い穴」・・・。
そして、エルサの反対を押し切り、二人は「世界一深い穴」へ・・
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この時点で、今作に一気に引き込まれている。
ベンを演じる、ポール・ラッドが深い悲しみを抱えつつも、得意のお笑いキャラをチラつかせる辺りも絶妙である。
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■トレヴァーのやりたい事
・立ちション。
・いつも見ている(美女を?)TVコマーシャルの”世界最大の牛”を見る事。
・「世界一深い穴」を見る事。
・そして、旅の途中に一つ追加された”やりたい事”。
ーこの、”やりたい事”の設定と実現したシーンが絶妙である。笑いあり、哀しみあり・・。-
道中、
・ファッ〇ンクールな女の子、”ドット(セレーナ・ゴメス):デンバーへ向かう人生をやり直す旅に出ている。”
・車が故障して立ち往生していた”妊婦ピーチズ”(ミーガン・ファーガソン)も加わり、旅は続く・・。
トレヴァーの初めての恋、父とのほろ苦い再会⇒意気消沈するトレヴァーを一括するドットの言葉。
そして、「世界一深い穴」の底で起こった&やらされた二つの出来事。
ー”涙と笑い・・”。いやあ、人類史上最大の・・って・・-
<”様々な親の姿”を絶妙に描きつつ、子供達が成長していく姿を描いた素晴らしき作品である。深い喪失感から再生していく作品でもある。ロードムービーとしても一級品。>
可愛い子には旅をさせよ
とは本当によくいったもので、恐怖と思いこんでいることは単に未経験なだけ。
一度殻を破ればなんてことないということはすぐにわかる。
殻を破らせた責任者・ベンは、曲者トレバーをよく導いた。最後の最後で叶えた超壮大な……!壮大過ぎて笑えました。気持ちよかっただろうな〜。
たった数日の旅だけど、2人の人生をそれぞれ大きく前進させた、重大な旅。
コメディ的要素とシリアスなドラマ部分が非常にバランスが良くて、程よく見応えのある楽しい一作でした。
邦題はイマイチ
短い時間の中でよくまとまった良い作品だと思います。
出てくる人のキャラがそれぞれ良くって、特にセレーナゴメスと妊婦の女優さんがいい味を出してた。
終わりかたもサラッとしてて、気持ち良いラストでした。
悲しい中でも、楽しむことはできる。
何か悲しいことや大変なことがあったときでも、
関西人は「ネタになるわ」と考えているフシがある。
そんな粋な要素が入っている映画だと思う。
どんな悲しいことがあっても、生きていれば、
それを楽しむことができる。
それは、自分がどの感情を選ぶかのチョイスにかかっている。
それを教えてくれる映画。
飛び切り男前でも、めちゃ稼いでる訳でもないけど、
魅力的な主人公を演じるポール・ラッドがとってもステキ。
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