「よかった」無垢の祈り 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
よかった
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子供が悲惨な目に会うのはつらすぎて見ていられない。もっとハラハラする映画かと思っていたらスタイリッシュで美しい映画だった。
映画の後の原作の平山夢明先生と亀井監督のトークがすごくよかった。その中で平山先生が家でお父さんに殴られたあと、バス停の椅子に座ってずっとバスから降りて来る人を見ていたそうだ。人は、そのように寂しくなると居酒屋に行ったりして「人にあたりたくなる」そうだ。この映画の女の子は自転車で街を走り回って人にあたっていたのだろうとのことだった。自分にはそんな感覚が全然なくて、寂しくなった。
カナザワ映画祭で見た。
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